【書評】平凡なオヤジになりたくない10代・20代へ『君がオヤジになる前に』感想レビュー
こんにちは!阿吽です。
今回はライブドア事件のホリエモンが書いた本「君がオヤジになる前に」の書評をします。
簡単な概要として、前半は、38歳になった(当時)著者が25歳から35歳の各年齢別に向けての提案をしていく形の本です。
後半は、ブックカバー絵を描いた福本伸行さんとの対談話です。
この本を読めば、ホリエモンの考え方の根本が分かりますね。
一般サラリーマンの言動に対し、自分の意見を展開しているためです。
君がオヤジになる前に
「オヤジ」とは年齢的なものではない。あらゆること(家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまで)を、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たちへの表現だ。
彼らは現状にただ不満を抱えながらも、そこを打開しようという意思す奮い起こせない。ただ、誰に向けることもなく不平を口にしているだけだ。それを僕は「思考停止状態」と呼ぶ。
導入部分でこのように言及しています。
自分の頭で考えずに行動をしてしまっている人が多いと思います。しっかりとした意見を持っている政治家は何人いるのでしょうか。政治に参加しようとする有権者は何人いるのでしょうか。選挙権が与えられた18歳19歳の有権者の中で、意図を持った投票を行った人は何人いるのでしょうか。
頭で考えなくなってしまったら、人間ではなくなってしまいます。自分の国のことくらい、真剣に考えてほしいものです。政治のことが分からないなら調べればある程度は情報収集できる社会です。もっと、時間を割いて考えるべきことがあるはずです。
25歳の君へ
- 一度独立すれば、大企業の欲しい人材になれる
- とにかく提案しろ、思考を続けろ
- スタートは模倣でもいい。しかし、安心は捨てるべき。
- 上司にかわいがられるより、法律に詳しくなる方がよっぽどセーフティだ。
- 投資とは自分の未来への可能性に対してお金を支払うこと。
- 小説もテレビも時間対効果が低い
28歳の君へ
- その後の人生はないのだから、生きているうちに心配する意味はないんじゃない?
- 老後の不販を消す方法なんてない
- IT音痴は
- 言い訳ならない
- 結婚後も女の子とは遊び続けてほしい
- 死の恐怖から逃れるために、思考で頭を満たせ。
- ミスは必ずどこかでおかすと考えている。人はミスをする生き物だ
32歳の君へ
- アイディアよりも大事なのは実行力だ
- 情報を所持することは、未来を見ることだ
- これからの時代は、資格を一つしか持っていない人より、思考しない人間がふるい落とされる。さん所持するべきだ。それが自分の仕事スタイル確率する一歩だ。
元手が0
定期収入がある
在庫リスクがない
利益率がいい
35歳の君へ
- この世で最も大事なものは、時間
- 能力のない人に、不相応な報酬を与えるのはいいこと?
38歳の僕へ
- クオリティオブライフにおいて最重要のひとつは、歯の健康
- 僕はすべてのものを疑っている
- 皮膚感覚で嫌なものは絶対に断るべき
- 仲間は一時の寂しさを紛らわすかもしれないが壁を壊してはくれない
- 自分の孤独と真剣に向き合うべき
- 自己否定を繰り返し、突き抜けよ
対談
- 痛い目を見ないと、勝ち方も覚えられない
- やっぱり継続は力なりだなって
気になるフレーズを抜き出しただけなので分かりづらいですかね笑
この本を読んで、情報の重要性、行動から物事は始まるということ、常識を疑わなければいけないということが終始感じられました。
中には、度が過ぎている考え方もありましたが、そういった人が成功者として君臨していくのかなと感じました。