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UMB2018本戦感想・レビューとビート紹介|優勝はMU-TON!!!

はじめに

UMB2018
UMB2018
UMB(ULTIMATE MC BATTLE)GRAND CHAMPIONSHIPは、2005年よりスタートし、現在まで続いています。

MC BATTLEの中では一番大きな試合で、開催日も年末。

主催は、”Libra Record”。

フリースタイルの日本一が決まる一番アツイ大会です!

UMB2018結果

UMB2018優勝者は、”MU-TON”です!


この大会の特徴は以下の3点です。
・ビートが神
・若手とベテランの戦い
・会場のお客さんの反応が神

いよいよ本戦レビューです。

勝者が赤、敗者が青です。


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UMB2018本戦【1回戦】

第1試合:富博 vs RYU

ビート:Hold Back The Night

岩手代表vs大分代表の対決。

富博は下ネタから入り、会場を掴みきれず。
一方のRYUは的確なアンサーで会場を盛り上げる。

富博「お前の母さんア○ルから入るフリースタイル」

RYU「レペゼンママのマ○コさ」

富博「2週間くらい彼女の生理が来てないんですよ」

RYU「彼女の生理?レペゼンの街がもう泣いているぜ」

第2試合:MC松島 vs Mac・Ass Tiger

北海道代表vs長野代表の対決。

完全にMC松島にのまれてしまったMac・Ass Tiger
MC松島の2バース目のアンサーで完勝。


MC松島「お前持ち込み禁止だボケ」「コンビニのお酒呑んでる時点でMCとしての程度がしれている。ビール奢ってやれよ全員に」

Mac・Ass Tiger「ルールはテメェでつくる」

MC松島「わかったルールはテメェで決める。何でも持ち込みOKにする。そしたらクラブがどんどん潰れる。....あー守りたいルールもいっぱいあるなぁ」

第3試合:BALA a.k.aSBKN vs Jony the sonata

神奈川代表vs石川代表の対決。

個人的にはBALAが勝ったかなと思いましたが。
会場も審査員も割れての決着。

BALA「二回戦俺が火つけ役、しつけ役速攻で沈めちゃう」

Jony the sonata「柴犬なら好きだインスタでいいね」

BALA「しとけよリツイート、俺との勝負キツイっしょ?これがミスリードだよ」

ALCI vs MU-TON

愛知代表vsリベンジ代表の対決

紹介映像の時も一番盛り上がっていましたね。
とにかくノリに乗っていて止められないだろうなという勢い。
とにかくMU-TONのバイブスとフロー勝ち。

ALCIイカレテんのかそれとも生かされてんのか死に方用意ALCI」

MU-TON「首降らしなほらUMBまだ声上げろUMB」

ALCIニュートンみたく時空超えて落としてやるぜMU-TON」

第5試合:T-STONE vs O.G.K

ビート:Partyの始まり/SHINGO☆西成

徳島代表vs鳥取代表

お互い1バース目はエンジンがかかっていない感じでしたが、2バース目からガッチリ決めてきます。
O.G.Kはうまく会場を巻き込めなかった印象。

T-STONE「レッドカーペットの赤もお前の血だろ?先輩も後輩も関係ない。年下が下剋上で上げにきたぞ」

第6試合:Disry vs GOTTI

代打vs茨城代表

インフルエンザで欠場したMCの代わりのDisryだが、空回り気味。
GOTTIのバイブスは年々高まってますね


GOTTI「一回負けたヤツをステージに上げんじゃねぇ」「ライブラの社長に中指立てるぜ」

GOTTI「バーカ、つまんねぇ意地がねぇMCなんて鼻っから興味ねーよ」

第7試合:MCニガリa.k.a赤い稲妻 vs SKRYU

東京代表vs愛媛代表

同世代対決。
5回目となるニガリが圧勝かと思いきや、延長にもつれ込む試合展開。

MCニガリ「黒光りキャビアとかマジ嘘くせえな、コンビニ弁当食べてきたわ。100万ならキャビア食べちゃおうかな」

SKRYU「俺は欲張りでガリガリだから、欲望とあばら骨はむき出しだぞ」

延長:SKRYU vs MCニガリa.k.a赤い稲妻

ビート:Pepper Seed/YOKE A.K.A DJ REDBLOOD


SKRYU「逃げも隠れもしない。むしろ当ててくれ君のサーチライト」

MCニガリa.k.a赤い稲妻「5年目で後がねぇんだあばよルーキ」

第8試合:むら vs B_ZERO

長崎代表vs山梨代表

むらの楽しんでいく姿勢に対しZEROのクールコアな姿勢。
ZEROのライムがネタくさく聴こえて、会話をしようと言っているのに矛盾していたかなと。
むらはフローを変えたりしていてよかった。

むら「楽しむだけだと言っているわりには顔が強ばってるけどどうした?」

B_ZERO「平成最後、当たり前のように減点の対象、俺のライムは天然素材料」

第9試合:EVOL vs SAM

富山代表vs栃木代表

EVOLは声量が足りなかったのと、ビートとフローのミスマッチが痛かった。
SAMは相変わらずのバイブスとライムを披露。

SAM「iQOSやIH、火もつかねえMCに俺は興味なし」「UMBなめてんならつける落とし前」

SAM 「覚えとけ俺がDOTAMAの後輩だ」

第10試合:小池潔宗 vs ふーわ

群馬代表vs三重代表

小池のバイブスとふーわのフロウ対決
どっちも容姿が特徴的ですね笑

小池潔宗「一番大事なのはフレッシュってやつだろうが」

小池潔宗「目見て話さなきゃいけねぇルールがあるなんてしらねぇ」

第11試合:Atomoshiphere vs 輪入道

福島代表vs千葉代表

1試合目はお互い言うことなくてグダグダに。
さすがにこれでは判断できないと延長に。

Atomoshiphere「お前の徳之島、ちぇっくしろよな福の島」

延長:輪入道 vs Atomoshiphere

輪入道「街から街歌詞から歌詞見つけ出すこの足、転がし続けていくのは...ヤバめなパンチライン

第12試合:DAISEI vs KZ

福井代表vs大阪代表

うーん。
DAISEIはもっと実力あるだろうに....
KZへのディスが空回りしてて...

KZ「見たこともねぇものを見たことねぇとディスるならお前のヒップホップはくだらねぇな」

第13試合:しぇん vs kNaxx

宮城代表vs滋賀代表

しぇんの勢いが優った試合。
ビートアプローチ・ライム全て優ってました。

しぇん 「本戦のレベルの底を下げんなよ」

第14試合:IZ vs AUTHORITY

広島代表vs青森代表

AUTHORITYがかっけぇ。
IZもバチバチで早いビートで良かったです。

IZ 「川草瓦、お前のマイクロフォンはナマクラ刀」

AUTHORITY「お前が広島?でももっと俺ヤバイラップを披露します」「お前のけつ振るビッチビッチ同然、言葉は花があるぜ擬似表現」

AUTHORITY「え?お前が千鳥足?でもお前が勝てるような見込みなし、だって俺がっちりステージで仁王立ち、分かる?ぶっ飛ばず日本のシーン」

第15試合:TORA vs 焚頭

静岡代表vs岐阜代表

最初から睨み合うバチバチな試合。
判定はきれいに割れて延長。
TORAの落ち着き様と焚頭のギャグ+アツさ

TORA「裏ではブリブリ和気あいあい俺から言わせりゃそりゃないない」
焚頭「煙吸えばいい状態」「おい小僧いきがるな、そういうことが火に油」

延長:焚頭 vs TORA

ビート:Hard Rhymer/YOKE A.K.A DJ REDBLOOD

焚頭 「あ、ごめん、ピノキオみたいに伸びたマイク当ててみる小僧」

TORA「一回戦すら勝てないのに伸びた鼻なら軽くぶった切る」

紅桜 vs BAMBLEE

岡山代表vs熊本代表

紅桜やばすぎ。ガムはステージに吐くわ、ボディーブローカマスわ。
延長にもつれ込みます。

BAMBLE「おい、ガム捨てんなよクソ野郎、なんで遅れてきたんだよクソ野郎」

紅桜「もろクソクソミソ、ヤバイのかましたるぞ、目くそ鼻くそ」

BAMBLEE vs 紅桜

ビート:Black shade/THE JAZZ ZODIAC

紅桜の声が中毒すぎる笑
BAMBLEEもめちゃくちゃカッコいい。
ラップ下手くそ論争で終わったですね。

BAMBLEE「ボディタッチありだけど気にしない」

紅桜浅田真央ちゃんみたいに回転さす、お前くらい余裕たこ焼きみたいにな」

BAMBLEE「たこ焼き?お前の頭がたこ焼きなんだクソ野郎」

紅桜 vs BAMBLEE

ビート:???

まじで紅桜のフロウが中毒。
完璧なビートアプローチ。
完全に紅桜劇場。

紅桜「俺はラッパーだ勘違いすんな、マイクでボコボコMC漢」

UMB2018本戦【2回戦】

ここからはシード権のあるMCと一回戦を勝ち抜いたMCとの勝負

第1試合:まーしゃる vs 紅桜

奈良代表vs熊本代表

会場を上げていたのはまーしゃるの方ですが、紅桜のプロップスで会場判定は紅桜。
しかし、審査員はまーしゃるを挙げ、延長。
ただ、紅桜の中毒性の高いラップが本当に心地良いんですよ。

まーしゃる「暴力でじゃなくて言葉と音楽で沸かすのがヒップホップだろ?」

紅桜ドラえもん?それか虎ノ門、入ってきたらお前震えて何も言えんもん、仕方ない俺の七つの飛び道具」

延長:紅桜 vs まーしゃる

ビート:ALL Area/Refugeecamp

この試合も会場・審査員ともに拮抗していました。
もはや個人の好みかなと。
ただ、のらりくらりラップする紅桜に対し、まーしゃるはスタミナ切れが目立ってしまいました。

紅桜 「カスだね思うから鳴らせよカスタネット、お前の頭にかけてやる熱湯」

まーしゃる奈良県民日本一建物が低いところだけど志は高く持ってます、よろしくお願いします。」

第2試合:Bluek vs RYU

京都代表vs大分代表

うーん、決め手が龍が如くのアンサーだけだったので、なんとも。
RYUがそのアンサーに対して返せなかったので、負けたんでしょうが...
延長でもよかったな。

RYU「俺の言葉が東京に届く、俺は飛んでいる龍が如く

Bluek龍が如く?コントローラ握っておけ。俺はMC、マイクロフォンコントロールをしっかりしてる」

第3試合:Pein Mira vs MC松島

高知代表vs北海道

完全にMC松島が論破してましたね。
プロップスはもちろん、アンサー力に差がありすぎる。

Pein Mira 「俺は影を踏んで光を見つめるよ」

MC松島「作戦!パンチされるのを避ける、俺のこれが作戦だ、パンチしていいらしいぜ、だけど今日はやめろ」

第4試合:Folgoregia vs Jonye the sonata

沖縄代表vs石川代表

会場・審査員ともに割れて延長にもつれ込む試合展開。
どっちもアンサー重視で自分らしさを出していたかなと。

Folgoregia「南の島からいざ出陣、力の差見せつける今すぐに」「俺はこのマイク仕事に変える、100万を持って地元に帰る」

延長:Jonye the sonata vs Folgoregia

ビート:Dreamin’/The Heath Brothers

ゆったりしたビートにJonyeのフロウと声がマッチしていました。
Folgoregiaはスタミナ切れですね。

Jonye the sonata 「お前は王座の椅子に座りたがっている。俺はそれにまたがって踏み台にしてく。」

第5試合:KaRaAGE vs MU-TON

ビート:???

佐賀代表vsリベンジ

うん、圧勝。
都道府県からということで、やはり無理があるのかな。。

MU-TON「お前が俺の憧れ?やめてくれ、こっちが恥ずかしいわ。ダッサ、ガキが来る場所間違えたんじゃね?」

第6試合:だーひー vs T-STONE

宮崎代表vs徳島代表

だーひーの成長がすごい!!
デカイ大会を経験するごとに上手くなってますね。
相乗効果でT-STONEもバイブスがぶち上がってます、いい試合。

だーひー「俺は今目指してるぜ未だにザイオン、2018今年こそはてっぺんに宮崎代表」

T-STONE「俺は仕事のために仕事はしねぇぜ、夢を掴むためにMake money」

延長:T-STONE vs だーひー

ビート:???

延長前のビートとは真逆のビート。
途中でビートが大きく変わり、音ハメで勝負がついた試合。

だーひー「語り合おう言ってる割に、このビートになったらBPMに合わせて、エイエイエイ、まじでつまらねぇ」「言葉の乗せ方よりも選び方なんだよな」

第7試合:椿 vs GOTIT

福岡代表vs茨城代表

この対決は激アツ。
やはり延長。
どっちもカッコいい。

椿「ニガリにMU-TON?お前じゃ地獄のトーナメント、上がれんの?ジャッジメント、無理があるのはどっちか見極めろ」

GOTIT「ファットな体型?逆に言っとく、この細い体で勝てんのかよ」

延長:GOTIT vs 椿

ビート:???

GOTITのベストバースで勝負あり。
椿のことばが少し聞き取れないところも拾われて、残念...

GOTIT「先のこと?ニガリ?MU-TON?まずはテメェ俺の目を見てみろよ」

第8試合:Lyrical vs MCニガリa.k.a赤い稲妻

新潟代表vs東京代表

名前のくだりで墓穴を掘り、ニガリがしっかり拾い、勝負あり。
とちゅうまでは良かったのにもったいない。

Lyrical「ダンジョン制覇してもコンビニ弁当食ってるやつが、今日勝ってキャビア食べるわけねぇだろ」

ガリ「腐った名前の稲妻まだいきがるわ」

第9試合:KAKKY vs むら

ビート:Sparks/JSquared

兵庫代表vs長崎代表

KAKKYがバイブス全開でぶつかり、むらもそれに答える形に。
どちらも決定打を作れず延長。

むら「観光気分で来てんじゃねぇよ」

延長:むら vs KAKKY

ビート:???

ビートがカッコ良すぎる。
だれか教えてくれ。

KAKKY「どんな感じ?1バース多くラップできていい感じ」

再延長:KAKKY vs むら

ビート:???

うん...。

KAKKY「ぴょんぴょん跳ねておけよ、そのまま天国まで俺が見送ってやるぜ」

再々延長:むら vs KAKKY

ビート:Raw Life/FRank Logun

うん。
白黒はっきりさせるのはいいけど、流石にだれてきます。

第10試合:BASE vs SAM

代打vs栃木代表

この試合こそ、延長が見たかったでですが、僅差で決着。
一回戦から全力のSAMの勢いが勝りましたね。

SAM「またいつもの話、ガンジャとバッズ、天使とダンス、悪魔とファック」

BASE 「俺は言い切る。俺がヒップホップ」

第11試合:USTR vs 小池潔宗

秋田代表vs群馬代表

小池潔宗「先行頑張ったでしょう。いいね、だけど、バイブス足りねぇよ?」

第12試合:Mud Ash vs 輪入道

鹿児島代表vs千葉代表

さすがの輪入道
バイブス、ライム、アンサー全て圧倒してました。

輪入道「自分で勝手につけるな優劣、俺を慕ってるか?優越」

第13試合:APACHE vs KZ

ビート:Soul Of Yamato/LARGE IRON

島根代表vs大阪代表

APACHEはバイブス全開。
KZは冷静に諭す。

KZ「情熱と冷静を欠かすな、手綱は離すな、それができないなら俺に離すな」

第14試合:BARBER vs しぇん

山口代表vs宮城代表

しぇん「他力本願?ふざけんなバカが」

第15試合:JACKTAR vs AUTHORITY

山形代表vs青森代表

AUTHORITYのアンサー力が光ってましたね。
ネタじゃなくて、しっかり対話をしている感じがいい。

AUTHORITY「解読不明、ブンブンじゃないか乗りこなした海賊船」

第16試合:裸武 vs TORA

玉代表vs静岡代表

裸武「言葉で人を殺すこともできるんだぜ、だが俺は包み込む方だ」

UMB2018本戦【3回戦】

第1試合:Bluek vs 紅桜

ビート:???

いやいや、紅桜止まらないでしょ、これ。
中毒性しかないですよ。

Bluek「血しぶきを上げて、真っ赤な桜上げてやるよ」

紅桜「緊張の糸ならほぐすぜお前の前にキンチョールさ」「ライムとリーズン、パンにはレーズン入ってねぇと食えねえか坊ちゃん?」

第2試合:Jony the sonata vs MC松島

MC松島がうんちとかクソとか言うと、大抵勝てちゃうのがすごい笑

MC松島「100年後いなくなってんのは、だいたいそうだからしゃーないわ」「職人?自称している、それ詐欺師?みたいな韻の、かたさ?」

第3試合:MU-TON vs だーひー

ビート:???

ばちばちばちばちな試合。文句なしの延長。
だーひーがプロップスも兼ね備えて、主人公感がすごい。

だーひー「お前もしかして痰が絡まってる?俺はもうとっくに自分の啖呵を切ってる」

MU-TON「だーひーは啖呵を切ってるって、その後、俺に斬られて担架で運ばれるって」

だーひー「担架で運ばれる、そして俺は病室でひたすら短歌を書いている」

だーひー「絶対言われると思った、53、GADOROじゃねぇ、だーひーかよ。お前ら全員納得させて帰らせてやるよ」

延長:だーひー vs MU-TON

ビート:???

だーひーがここで勝ったら面白かったのにな、と。
まじで勝てるくらいの勢いはありました。
個人的にはマジで好きです。

だーひー「じゃあ出なきゃいいじゃん、引退引退ずっと言って、またリベンジとかで出てるぜ」

MU-TON「でも俺がいないと面白くないってよUMB」

だーひー「俺は文学っていう日本語に惚れたから、日本語ラップに新しい芽を見せにきたんだ」

MU-TON「俺はヒップホップっていう音楽に惚れたんだよ」「ハッパ吸ったことないんだろ?」

だーひー「ハッパ吸わねえとヒップホップじゃねえと言われるシーンが嫌だから、俺は進歩してきたんだよ」

第4試合:GOTIT vs MCニガリa.k.a赤い稲妻

かなりアツイ組み合わせ。
やはりと言うべきか、延長。
ガリほんとにうまいわ。


GOTIT「2014強いやつ倒して決勝、大丈夫、今日は小節間違いないぞ」

ガリ「俺も16蹴飛ばす、逆に8・4で有利で今回良かったね」

延長:MCニガリa.k.a赤い稲妻 vs GOTIT

ビート:光と崖/GADORO

うーん、そこまで差はなかったような気がしまうが。。。
その場の空気感なんでしょうね。

MCニガリ「そのヒゲ、UZIさんみたい気をつけろ、ウェイヨー」

GOTIT「来年の話は来年してくれ、俺は今の話をしてる」「つまずいてる?お前のアナルに唾が付いてる」

第5試合:SAM vs KAKKY

ビート:Gaimoyou/AK-69

予想よりもいい試合でした。
SAMが圧倒するかと思いましたが、KAKKYもアンサーしっかり返せてて良かった。
高ラから見ているので成長していて嬉しいです。

KAKKY「関西のドープは二度づけ禁止だぜ」

SAM「地元にはタイトで対等な仲間がいるから上げたいと思ってるんだよ」

第6試合:小池潔宗 vs 輪入道

うーん...パンチラインというより、会話重視のバトル。
正直、プロップスの差かなと。
どっちもリスペクトしつつのバチバチなバトル
「 群馬のビッチは俺にノリノリだ」

第7試合:しぇん vs KZ

ビート:???

しぇん「2016、2017見た?おっさんが立っても何も変わんねえ」

KZ「ちょっとずつちょっとずつ進むのが俺なんだよ」

しぇん「若い奴が勝ってUMBが終わった?そんなことは言わせねえ。時代が始まるんだぜ」

KZ「俺は何年掛かってもやるって決めたことはやるんだよ」

第8試合:裸武 vs AUTHORITY

AUTHORITYがカッコすぎ・・・。
まじで、優勝すんじゃないかレベル。
韻を踏むとことで声の質を変えるのがクセになる。

AUTHORITY「今日は視点を変えさせてやる180度、若手でもアツいぜアティチュード」「井の中の蛙が井の外を帰るよ」

UMB本戦【4回戦】

第1試合:MC松島 vs 紅桜

ビート:???

いや〜、MC松島相手にも相変わらずの紅桜のスタイルが刺さりましたね。
つかみ所のない同士ですが、MC松島が空回りして、尻上がりの紅桜にKO。
紅桜が段々好きになっていく....

紅桜「目は空いてるが桜が咲いてる。そこの裏見てみれば、紅がまた焚いてる。」

紅桜「よこしなって誰よ?よこしまのとこの檻から出るシマウマ」

第2試合:MU-TON vs GOTIT

ビート:???

相変わらず何言ってるか分かりませんが、、、
まぁーかっこいいですよね。
正直延長でも良いかなと思いましたが、4バース目のGOTITがスタミナ切れっぽい感じだったので。
音楽のかっこよさを追求するMU-TONは、会場を味方に付けたら強いですわ。

MU-TON「小峰の忍者はアツサ・バイブスをスキルに変えるんだよ」

GOTIT「SeeとかSeeとか言ってる奴には、しっしっ、あっちに行けよ観客がGITITで一致。1番を取るためにやってる、クソガキとか尻軽ビッチ、ニッチもサッチもいかねえ、だが勝つのはGOTIT」

第3試合:SAM vs 輪入道

ビート:???

会話重視のバトルで決着はつかず。
お互いリスペクトしているのが伝わってきて、憧れの人との対決でバチバチです。
らだ、あつくなるまではいかず、静かに始まり静かに終わります。

SAM「小さい頃の心配ごとはいったいどこ?分からねえけど、分かる、俺は今ここ」

延長:輪入道 vs SAM

ビート:???

バチバチバチバチな試合。
輪入道のスイッチが入ると止まんないっすね。

輪入道「何回でも言っちゃう、カスカスカス」

SAM「名前の通りSAM、あくまでスタンスはクール、嫌でもお前らは俺のライムで肝を冷やすぜ」

第4試合:KZ vs AUTHORITY

ビート:

過去一と言っても過言でないくらい、KZがバチバチでした。
ただ、フレッシュさや、お涙頂戴のくだりはかなり刺さっていたなと。

AUTHORITY「オヤジになってまでラップしてよ、あんたが学んだのは客の泣かし方?俺が学んだのはラップのかまし方。」「大阪代表、でも大阪代表は今日王様じゃないよ」

AUTHORITY「あんたに対するアンサーも借金も色付けて返すぜ」

AUTHORITY「笑わせてえなら芸人になれよ、出とけよM1グランプリ、今年3年目だぜ?UMBレギュラー番組」

UMB2018本戦【準決勝】

MU-TON vs 紅桜

ビート:???

どっちのバースもライブみたいに会場を巻き込んでのラップ。
MU-TONがかなり押されるくらいのベストバウト。

MU-TON「バカが最高の音楽奏でる」

紅桜「チェックワンツーより気になる女のパンツ」

延長:紅桜 vs MU-TON

ビート:BIG BLUE/SHAKKAZOMBIE

絶対、紅桜、延長になってやる気無くしたよね笑
いつものMU-TONならディスる所を、リスペクトを込めたラップ。
とにかくカッコいい。

紅桜「俺は幸せもんだから先行、おい、まだ中指立てるぜ先公」

MU-TON「だけどクリンチ、リンチ、リンチじゃねえぜ、イブラヒモ...言わねえぜ?」

輪入道 vs AUTHORITY

ビート:

輪入道「俺にはこれしかねえ、やっぱりこれしかねえ」

AUTHORITY「マイクを持ったのはエイティーン、ここで心停止、あの日の濡れ衣も今じゃビンテージ

輪入道「俺はお前に勝ちたいんじゃないんだよ、ただ負けたくないだけなんだよ」

AUTHORITY「百花繚乱、アンダーオーバーこれで決めようか半か丁か」「足がステージにめり込んで離れないぜ」

UMB2018本戦【決勝】

AUTHORITY vs MU-TON

ビート:最ッ低のMC

最後の4つのビートがどれも神。

AUTHORITYSEEDASEEDA、SEDDA、SEEDA、俺が狂ったのはあいつのせいだ」「いつもぶっつけ本番、みんな大好きでしょ?無修正動画」

MU-TON「...、JAGMEN、EMINEM、...俺が狂ったのはあいつらのせいだ」「ホンダビーツで俺と輪入道とやらせなかった罪は重いぜ」

AUTHORITY「俺はステージに立ったら悪者扱い、でも忍者じゃなくてさラストのサムライ」「俺らで閉めようぜ平成最後、スキルは永遠、墾田永年私財法。ノリだけで詰まってないんだよメッセージ内容」

MU-TON「たしかにもう忍者とは言えないな。だって、一番目立っちゃってもんな」

まとめ

今回は、UMB2018本戦のレビューとビート紹介を行いました。

47都道県+リベンジ枠から成るトーナメントということもあり、少しだれてしまった感は否めませんが、各地方を代表しての大会ならではの醍醐味があるように感じます。

KOKのように各大会の優勝者というわけではありませんが、日本のヒップホップシーンを盛り上げる意味では、とても良い大会だなと思います。