阿吽ブログ

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【豆知識】阿吽の本当の意味を知っていますか??阿吽の呼吸だけじゃない○○な意味が⁉

みなさん阿吽と言われて思い浮かぶのは阿吽の呼吸ですよね?
もちろんその意味もありますが、私の座右の銘ともなった阿吽の真の意味について詳しく説明していきましょう!

阿吽の呼吸って?

誰もが知ってることわざですよ


阿吽という言葉は、森沢明夫作の「大事なことほど小声でささやく」に登場し、これが私の座右の銘となりうるキッカケになりました。この作品は詳しく別記事にまとめたいと思います。



阿吽とは?

阿吽というのはもともと禅のことばです。
阿は始まりの「あ」で、吽は終わりの「ん」のことを指します。

50音の最初が"あ"で、最後が"ん"だよねー

この世の全ては「阿」と「吽」の間の一瞬の今の積み重ねです。つまり、過去を恨んだり、未来を憂いたりしていないで、今この瞬間を大切にすべきであるという意味が込められています。(参照:大事なことほど小声でささやく)


その他にもこのような見方があるようです。


阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされました。

また、始まりと終わりという相対する意味を持つことから、

相対、対比、対立という意味もあります。

狛犬金剛力士像との関係性

神社の狛犬金剛力士像など一対で存在する伝統的な像は、一方が口を開け(阿形)、もう一方は口を閉じた(吽形)となっています。この相対する二つのものは阿吽から生まれました。

阿吽の呼吸とは?

なにかを一緒に行う時にピッタリと息が合うことを指す言葉です。阿吽そのものの意味である相対するが反転して、一対のものが息を合わせる様を表すようになりました。

阿吽の呼吸が自然に生まれてくるのはとてもよい環境の証拠です。長年付き合うことで達成できますが、相手と自己をしっかり理解することでも達成することができます。阿吽の呼吸によって、自分の置かれた環境が良くなることは間違いありません。人間関係に悩まされている人も多いのではないでしょうか?ピッタリと息が合うことだけではなく、始まりと終わりを示すことも考えれば、一瞬一瞬を有意義に過ごしていけるのではないでしょうか。過去にくよくよしているよりも、未来を不安がっているよりも、今の状況をどうにかする方が得策なのです。

阿吽の呼吸の同義語

シンクロ・以心伝心
→息がピッタリ合っていること

つうといえばかあ・息が合う・呼吸が合う・通じ合う・ウマが合う・肌が合う・気が合う
→考えていることがよく分かるほど仲の良い様

まとめ

阿吽とは始まりと終わりを表すことから、阿吽の呼吸という意味が生まれました。この世は、阿と吽の間の一瞬の積み重ねによって出来ています。未来も過去も気にせず、今を生きることこそが重要なのです。


  1. この世のすべては阿(最初)と吽(最後)の間に存在する
  2. 過去や未来を嘆くより、今を全力で生きるべき
  3. 阿吽の呼吸という関係を大事にすべき


日本語は世界でも難しい言語の一つです。

日本人の我々でも分かっていない日本語の意味がたくさんあります。

これを機会に漢字の意味について、学びなおしませんか?


「みなさんの座右の銘はなんですか??」