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映画「トゥームレイダーファースト・ミッション」感想ネタバレあり解説|注目度No.1女優が魅せるスーパーマン「ララ・クラフト」

こんちは!今回は「トゥームレイダー ファースト・ミッション」の映画レビューです。


トゥームレイダーファースト・ミッション

トゥームレイダー
トゥームレイダー
(海豹屋 kのブログ)

あらすじ

世界的人気を獲得し続けるゲームシリーズ「トゥームレイダー」。その主人公ララ・クラフトは、資産家の令嬢として生まれ、冒険家だった亡き父の意思を受け継ぎ、最初の任務にトライする姿を描きます。その任務とは、神話上の島に隠された、世界を滅ぼす"幻の秘宝"を封印すること。その神話上の島は、なんと日本にあるといいます。無敵のアドベンチャー・ヒロインが誕生するまでの物語です。

キャスト

ララ・クラフト役:アリシア・ヴィキャンデル

主役を務めるのは、今最も注目される演技派女優のアリシア・ヴィキャンデルです。若くしてオスカーという称号を手に入れ、ルイ・ヴィトンの新しいミューズでもある彼女。

ララ・クラフトを忠実に再現するため、映画撮影前・映画撮影中に肉体改造に取り組みました。我々の想像の遥か上をいくアクションが繰り広げられます。

ルー・レン役:ダニエル・ウー

中国系・アメリカ人俳優で監督やプロデューサーも務めます。デビュー以来、様々な映画に出演し、アカデミー賞にはいくつもノミネートしています。

マサイアス・ヴォーゲル役:ウォルトン・ゴキンズ

アカデミー賞を取った作品に数多く出演し、重要な役柄を演じることも多いです。また、映画界だけでなくTVシリーズにも10年以上に渡り、その地位を確立しています。

リチャード・クロフト役:ドミニク・ウェスト

イギリス国内の映画、アメリカのTV番組、ロンドンの舞台まで活動の幅を広げており、イギリスとアメリカの両方でキャリアを築いています。

スタッフ

監督:ロアー・ウートッグ

監督した作品はすべて世界各国に送り出され、国際的な映画祭で上映されています。また、コマーシャル作品は世界各国で多くの賞を獲得しています。

おすすめポイント

トゥームレイダー好きにはたまらない
・アクションがすごい
・冒険が楽しい

20年以上愛され続けている「トゥームレイダー」シリーズ。その作品を1度でも遊んだことのある人にとっては、見なければいけない作品です。ゲーム上のララ・クラフトと実写版のララ・クラフト。本当にイメージ通りで、アリシア・ヴィキャンデルの演技が凄まじいです。

今作はそのアドベンチャー・ヒロインのララ・クラフトが誕生するまでのオリジンストーリーになっています。

アリシアは、アクション・ヒーローになるべく肉体改造に取り組み映画撮影に挑みました。映画撮影の3ヶ月前から取り組み始め、映画撮影が始まってからも、撮影前(朝4時から8時まで)に筋トレするという徹底ぶりです。もちろん、栄養面でも制限が課されています。

妥協しない姿勢というのが演技にも伝わってきて、映画内のアクションシーンすべてが魅了されます。可憐な女性が、崖を登ったり弓を放ったりするわけです。美しくかつカッコいい。演技とアクションという両方が必要とされる難しい役を再現しています。

至るところでアクション・アクション・アクションがあり、本当にドキドキ・ワクワクしっぱなしです。


古代の日本をモチーフとした古代遺跡のセットは圧巻です。とにかくすごい。あのような雰囲気を作り出せるのは、さすがとしか言いようがありません。

ララ・クラフトと一緒に冒険しているかのように思えてきます。そういった意味でも素晴らしい映画です。

ぜひ見ていない方は見てください!!(下記に阿吽の映画レビュー)


阿吽のレビュー

日本の卑弥呼が最終目的になっているというのとを知ってこの映画を観ました。世界を滅ぼす"幻の秘宝"とは、卑弥呼が患った病原菌だったのです。それを明かすまでに、いくつもの謎解きがあるのですが、そこでやっと、なるほど!と理解できました。


とにかくこの作品は、アクションがすごいのとアリシアの演技が素晴らしくて、とても良い作品だと思います。

とくに冒頭の自転車の追いかけっこのシーン(一人の狐を他の人が追いかけるもの)は、新感覚でした。クルマや走ってのシーンは見たことはありますが、自転車での追いかけっこは見たことがなく楽しかったです。


また、台湾を舞台とした船上での追いかけっこのシーン・滝つぼに落ちそうになるシーンは、さすがとしかいいようがありません。さすがアクションヒーローという感じです。


ストーリーとしては、普通の生活(まぁ、資産家の令嬢なので普通ではありませんが)を送っていたララですが、父の意思を受け継ぐため、そして父を探すために冒険に出かけます。

結果として父とは再会を果たし、父は亡くなります。最後は、父の死亡確認書にサインして会社の経験権などのもろもろを母親に託すというものです。しかし、そこであることに気がつきます。

父が消そうとしていた"幻の秘宝"を狙う謎の集団「トリニティ」に母親が関与しているということです。会社を自分のものにするために、クロフトを死んだとしたのか、それとも・・・。オリジンストーリーということで、そこは深い部分には触れられていませんでした。あくまで、ララ誕生の映画という感じです!

父と娘との良好な関係が分かる描写がいくつもあり、人間描写もしっかりあります。互いが互いを大事に思いながらの親子愛も詰まった映画です。


少し気になったのが、卑弥呼が悪役・悪いやつという解釈をされていたことです。確かに、妙な力を持っていたとはされていますが、害を及ぼすような感じではなかったような・・・

まとめ

とはいえ、かなり面白い映画でした。アリシアが演じるララが本当にカッコよく、美しく、アクションヒーローでした。

崖をよじ登ったり、走り抜けたりと超人的な描写が多く、そこは評価が分かれるかもしれません。ただ、一つ忘れてはいけないのは、ララはゲームの主人公ということです。それくらいアクションがすごく演技も上手かったということです。


☆☆★★★★★★★★ ★8つです!