2018年No. 1邦画間違いなし!映画「カメラを止めるな!」感想|こんなにスッキリする映画ないよ!
こんちは阿吽です。今回は映画レビューです。
巷で話題になった映画「カメラを止めるな
巷だけではなく芸能界では、見ていない人を探す方が難しいと言われるほど有名・話題になった映画「カメラを止めるな」。本当におもしろかったです。
何が話題になったかというと・・・
もともとは映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作され、都内2館だけの上映だったのですが、口コミで評判が広まり、8月からアスミック・エースが共同配給について全国で拡大公開された異例の映画です。(wiki)
この記事を読み進める前にすぐに見てほしい!この時期になっても見ていない人は、よほどSNSに疎いか、映画を見ない人ですよね。映画見ない人にぜひみてもらいたいです。本当に本当におもしろいです。
映画の詳細
作品情報
2017年11月先行公開として公開されました。ただ今作は、監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品でした。
その後、国内及び海外で映画賞を数々受賞した、2018年6月より日本全国公開されました。数々の著名人が鑑賞し、賞賛のコメントを残しています(下記参照)。
受賞一覧
・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018:観客賞
・ゆうばり叛逆映画祭2018:特殊効果賞・優秀作品賞
・第10回TAMA映画賞:特別賞
・イタリアの旗 ウディネ・ファーイースト映画祭2018:観客賞2位
・ブラジルの旗 ファンタスポア2018:インターナショナルコンペ部門 最優秀作品賞
・アメリカ合衆国の旗 第17回ニューヨーク・アジアン映画祭:観客賞2位
・大韓民国の旗 第22回富川国際ファンタスティック映画祭:ヨーロッパ審査員特別賞
・カナダの旗 第22回ファンタジア国際映画祭:Best Asian Feature Film部門 観客賞2位・審査員特別賞
・アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス日本映画祭2018:最優秀賞作品賞
・ポルトガルの旗 MOTEL/X リスボン国際ホラー映画祭2018:観客賞
・アメリカ合衆国の旗 ファンタスティック・フェスト2018:ホラー部門 最優秀監督賞
あらすじ
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。
本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。
そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!
大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。(HPより抜粋)
キャスト
日暮隆之役・・濱津隆之
日暮真央役・・真魚(まお)
日暮晴美役・・しゅはまはるみ
神谷和明役・・長屋和彰
細田学役・・・細井学
山之内洋役・・市原洋
山越俊助役・・山崎俊太郎
古沢真一郎役・大沢真一郎
笹原芳子役・・竹原芳子
吉野美紀役・・吉田美紀
栗原綾菜役・・合田純奈
松浦早希役・・浅森咲希奈
松本逢花役・・秋山ゆずき
監督
上田慎一郎
数々の短編映画を手掛けており、国内外で46の賞を受賞しています。
今作「カメラを止めるな!」が長編映画処女作となります。当初は2館だけの上映だったのが最終的には200館以上に拡大され、「映画界のシンデレラストーリー」と称されるほどの異例な映画となりました。
著名人コメント一覧
斉藤工:「ちょっと待ってくれ 面白過ぎる やい 映画関係者達よ 邦画の現状・実状をやいのやいのと嘆く前にこの映画を観るべし 『カメラを止めるな!』の “角度” はそれら全ての答え(打開策)では無いだろうか」
役所広司:「素晴らしい映画でした。映画の隅々、皮も種も蔕(へた)も素材のすべてが見事に料理され、心の籠った無駄のない大御馳走でした。監督、スタッフ、キャスト皆さんに拍手を送りたくなるような作品でした。」
木村拓哉:「僕らの普段やっている現場について、皆さんに『こんな情熱があって、こんな嫌なことがあって』というのを恥ずかしい部分も割と全部伝えてくれている、すごくありがたい作品だったな」
映画感想
ここからは、ぜひ映画を見てからご覧ください
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前半の内容
よくテレビなどで紹介されている37分ワンカット映像が初っ端から始まります。内容は「ゾンビ映画の撮影中に本物のゾンビに襲われる」というものです。
この37分間の映像はかなり見づらいと感じるでしょう。要所要所に出てくる違和感ポイント。このポイントが後半になって効いてきます。全ては伏線になっているのです。
ネタバレはしないといいつつ、一回映画を見た人はネタバレやん!っとツッコミたくなるでしょうが、、、もうかなり映画公開から時間が経っているのでいいですよね?
中半の内容
3ヶ月前というテロップの後に、37分ワンカット映像が作られることになった流れと、映画に出てくる中のキャストの日常生活が写し出されます。
この中半部分もかなり重要です。この内容が効いてきて、37分ワンカットシーンのファーストシーンの監督役が女優と俳優に怒鳴るシーンが「なるほど!!!!」ってなるはずです。後半部分は、このファーストシーンをきっかけとしてキャストが必死に作品を作り出す姿が見れて感動します。
後半
37分ワンカットドラマの舞台裏を撮ったものが写しだされます。一つの映画で表と裏が映し出されるのです。これはかなりのネタバレですね笑
もう時効だと思って、備忘録のように書いていこうかなと。
やはり、前半そして中半で描かれた伏線が次々に明かされていきエンディングへと向かいます。後半部分ではもう、この映画の虜になっているでしょう。今までに体験したことのない、痛快さがあります。
前半で裏切られていた自分が許せなくなります。そして、もう一度見たくなります。この感覚がリピーターが多い要因でしょうね。
まとめ
ぜひ映画館で見てほしい作品です。この作品を100%楽しむためには、映画に集中できる環境が必要です。冒頭37分をどれだけ集中して、没頭して観れるかが、中盤、後半の笑いへと繋がります。
これをDVDとかで見てしまうと、冒頭37分で飽きするか、ながら見をしてしまい、本質的な映画のおもしろさに到達できません。
普段映画見ていない人にぜひおすすめしたい映画でした。
頼む見てくれー!!!!