阿吽ブログ

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【書評】西野亮廣『新世界』キングコング西野の考え方はこれから先の当たり前になる

キングコング西野のことを知りたいな」
「これからの到来する時代はどんな感じなの?」
クラウドファンディングってなに?」
えんとつ町のプペルのことを知りたい!」

そんな西野亮廣にまつわる悩みを心に抱いている方にオススメの記事になります!


こんちは!阿吽です!!

1年間に100冊の本と100本の映画を観ているアマチュアです!

ここ数年、"キングコング・西野"から"実業家・西野亮廣"になっていまね。

クラウドファンディングを使い、様々な活動を先駆的に行っています。
美術館の開催や絵本の作成、そして、オンラインサロンと多岐に渡ります。

そんな西野亮廣の最新本である『新世界』の書評レビューになります。



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はじめに

最近よく"西野亮廣"という言葉を耳にしませんか?

キングコング・西野という言葉を耳にしなくなってから数年後、クラウドファンディングで名を馳せましたね。

みなさん知ってますか?
西野亮廣のオンハイサロンの会員数は、日本一位で1万2000人です。

オンラインサロンとは、"ファンクラブと似たようなもの"です。

ファンクラブと大きく異なるのは、サービスの流れとお金の流れが一方通行ではないということです。

サロンメンバーからサロン主へサービスが提供される場合もあり、サロン主がサロンメンバーにお金を払うこともあるのです。

このような、"オンラインサロン"や"クラウドファンディング"といったここ数年で大きくなったサービスを上手く取り入れているのが"西野亮廣"です。

新世界


『魔法のコンパス』・・・・10万部
えんとつ町のプペル』・・37万部
『革命のファンファーレ』・17万部
『バカとつき合うな』・・・14万部
『新世界』・・・・・・・・10万部

このように出版不況と騒がれている時代に、西野亮廣の書籍が5作品連続で10万部達成しています。

嫌われ者・西野亮廣というレッテルをしっかり覆した数字です。
もちろん、変化を拒む人からは拒み続けられるでしょう。

「〇〇したいから支援してください!」というクラウドファンディングを上手く使っています。
「〇〇したいなら自分のお金でしなよ!」という人には批判され続けられるのです。

しかし、"お金の集め方"の常識がここ数年で大きく変わりつつあります。

人工知能やIOTの発展が進み、これからは更に"個の能力"が重要視される時代です。


変化を恐れていては、あなたは取り残されてしまいすよ。

要約

忙しい人はこの5つだけ押さえるべし


  1. お金の話から逃げてはいけない
  2. クラウドファングという新たな時代へ
  3. オンラインサロンの浸透
  4. 信用を貯める時代へ
  5. 文字がお金になり得る

阿吽書評

西野亮廣の本は始めて読みましたが、とても内容の濃い本でした。
最新刊である『新世界』は、"最新刊にして最高傑作"と打ち出しており、その言葉通りの本でした。

内容としては以下の流れになります。
キングコング・西野としての生活
はねるのトびらゴールデン進出からの黄金期
・実業家・西野亮廣の始まり
アメリカで美術館を開く
えんとつ町のプペル制作秘話
クラウドファンディングの話
お金の話
これからの時代に大事なこと

題名は阿吽が勝手につけました。
だいたいこんな感じです。

特に太字のところが面白い内容でした。

これからの"お金"の在り方や本質を上手く突き詰めているなと思います。

誰かのレールの上では頂上には登れない

誰かを真似することは、誰にでもできます。
誰も成し遂げていないことをする人は、ごく僅かです。


雪がたくさん積もった道を想像してみてください。
多くの人が歩いた後に歩けば、雪が押しつぶされ歩きやすいですよね?
一方で、最初に歩く人は歩きづらく大変な道のりです。


キングコング・西野が25歳の時に『はねるのトビラ』のゴールデン進出が決まり、超売れっ子芸人になりました。

しかしそこから見えた景色は、大御所芸人の先輩方の背中だったそうです。

芸人というテレビの中で走り続けていては、一生、頂上を見れないと思い、芸能界の外に出ることを決断したそうです。
誰の足跡もない土地を歩こう」と。

その当時のボクが走っていたレールというのは、タモリさんや、たけしさんや、さんまさんといった先輩方が、もともと何も無かった世界に敷いてくださったレールだ。
当時、そのレールを走ると、最終的には、最初にレールを敷いた人間の背中を押す作業に入る。
『踊る!さんま御殿‼︎』で結果を出せば出すほど、さんまさんの寿命が伸びるという構造です。

信貯の時代へ

クラウドファンディングという新たなシステムがここ数年で浸透しているのをご存知ですか?

今までは、お金持ちからお金を借りるか、自分の資産が資金調達手段でした。
しかし今は、クラウドファンディングという方法も一つになりました。

クラウドファンディングとは、不特定多数の人がインターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことです。
イデアや才能や信用があれば、誰にでもお金を集められる時代になったのです。

キングコング・西野は著名人だから、お金を集められるんでしょ」
「タレントだから集められるんでしょ」

このように思われるかもしれません。
しかし、有名なタレントがクラウドファンディングをやっても、全然お金が集まらない場合もあるのです。


クラウドファンディングとは、いわば"信用をかんきん換金する装置"です。
信用があれば、何万・何百万と集めることができる時代、貯信時代の到来が近づいているのです。

信用があればお金が稼げる

キミは『ホームレス小谷』という男を知っているかね?
中略
彼は、この5年で25キロ太って、毎日好きなものを食べて、毎日好きな場所に行ってる。
先々週はハワイにいたし、先週は台湾にいたし、今週はネパールにいて先週はスリランカ
中略
キミがイメージしているホームレスと、ちょっと違うでしょ?
そして、ここがポイント!
彼は、お金を持っていないけど、お金に困っていない。

その期限は、芸人を辞めてホームレスとなった時に遡ります。
彼は、西野に相談して社長になることにします。

それは、"1日50円で自分を売る、何でも屋"です。

ホームレス小谷の日給50円生活が始まった。
中略
最初は皆、「ウチの庭の草むしりをお願いしま〜す」といった軽いノリで彼を買う。

しかし、彼が朝からよく働くもんだから、購入者は「さすがに50円で働かせてしまって申し訳ない」となり、昼御飯をご馳走する。

ホームレス小谷は、よく食べる。
キチンとおかわりもする。
そして、再び仕事に戻り、夜までよく働く。

30歳前後の男を50円で丸一日働かせてしまった購入者は更に申し訳なくなって、夜御飯もご馳走してくれる。

ホームレス小谷はよく食べる。おかわりもする。

昼と夜の食事を共にすると、すっかり仲良くなっちゃって、購入者の方から「軽く呑みにいきませんか?」と声がかかるのがお決まりの流れ。

この時点で、購入者は、昼飯代を出して、夜飯代を出して、呑み代も出している。
50円どころか、そこそこの金額を彼に支払っている。

ところが、購入者の口から出てくる言葉は、いつもこれだ。
「小谷さん、今日は本当にありがとう」

そんな生活が半年ほど続いたある日、ホームレス小谷は結婚することになりました。
相手は、50円で1日を買った女の子。

そこでホームレス小谷は結婚式を挙げることを決意し、クラウドファンディングを使ってお金を集めることにします。

クラウドファンディングは、支援してくれたお返しとして、何かを提供することができます。

そこで、"4000円支援してくれたら、結婚式に参加できる"というお返しを用意します。

こうしてスタートしたホームレス小谷のクラウドファンディングには、なんと3週間で250万円が集まった。

彼に支援をしたのは一体誰だ?

正体は、「ホームレス小谷を50円で買ったことがある人達」。

これまでホームレス小谷を50円で買った人達が、「あの小谷さんが結婚式を挙げるのなら、4000円ぐらい喜んで」と一斉に支援を始めたんだ。

それは、彼が半年間貯め続けた「信用」がお金に換金された瞬間だった。

これからは、"お金持ち"ではなく"信用持ち"が自由を得られる時代。

信用を稼ぎまくれば、"クラウドファンディング"を通して、お金を作り出せる時代なのです。

お金とは??

あなたは"お金"の本質を知っていますか?

"お金"こそ信用が大事なのをご存知ですか?

「あなたは1万円札を破り捨てられますか?」
大抵の人はできませんよね?

それじゃあ、アフリカ人に同じことを言ったらどうでしょう?
「この紙切れを破り捨てられますか?」
すぐにでも、破り捨てるでしょう。

現代のお金は、多くの人が価値があると思っているから成り立っているのです。

"1万円札"それ自体に価値はありますか?
ただの紙切れですよね?
それを、我々が"1万円"という価値があると思い込んでいるからです。

昔は物々交換が主流でしたが、不便だったので"貨幣"に価値を持たせて交換するようになりました。

そして金額が大きくなり、小切手や為替などが出てきて、クレジットカードのような信用を交換する時代になりました。


「信用を交換なんて大げさな・・・」


本当にそうでしょうか?

ネット通販やチケットの購入などは、"先払い"や"後払い"が基本ですよね?

まだ商品やサービスを受けていないのにお金を支払っているのは、信用があるからではないですか?
後払いもしかりです。

オンラインサロンとは?

まとめ

今回は西野亮廣の著書『新世界』の書評レビュー記事になります。

西野亮廣という人をもっと知りたい!」
「これからの時代はどうなるの?」
「お金の本質を知りたい!」

このような悩みを抱えているあなたにはオススメの本になります!

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