映画「スクランブル」感想ネタバレあり解説|最高にかっこいい車と最高にかわいい女優
今回は「スクランブル」の映画レビューします。
スクランブル
(首都高news)
あらすじ
クラシックカー専門の強盗団・フォスター兄弟が、誰も思いつかない手口を使い、様々な高級クラシックカーを盗む話です。彼らの今回のターゲットはオークション会場から搬出された世界に2台しかない37年型ブガッティ。しかし、作戦は失敗に終わり、落札したマフィアのモリエールによって囚われの身になってしまいます。助かる条件はただ一つ。「1週間以内に敵対するマフィアが所有する62年型フェラーリを盗むこと」フォスター兄弟は、仲間を集め」走る芸術品」と称される3800万ドルの62年型フェラーリ強奪ミッションに挑みます。
スタッフ
監督:アントニオ・ネグレ
テレビシリーズで活躍はしていたが、大作映画は未経験の監督だが、その情熱とヴィジョンが高く評価された。
プロデュース ピエール・モレル
『96時間』や『パリより愛をこめて』の監督として知られ、『トランスポーター』や『TAXi』の撮影も手がけました。スタッフに関しても、長年アクション撮影を共にしてきたチームで固めらしさを表現した。
キャスト
兄アンドリュー役スコット・イーストウッド
「古典的なカリスマ性を持つ今の新しいスター」としてネグレ監督の希望で採用されました。スターのオーラはもちろん、親しみやすい内面がにじみ出ており、兄アンドリュー役には最適。
弟ギャレット役フレディ・ソープ
異母兄弟という設定を再現・際立たせるためにイギリス育ちという設定にして、アメリカ人のスコットに対して、イギリス人の若手俳優のフレディ・ソープが選ばれました。
アンドリューの恋人ステファニー役アナ・デ・アルマス
スリのデヴィン役ガイア・ワイス
クラシックカー強奪兄弟ということとグローバルな時代を表現するために国際的なキャストが組まれました。アナはキューバ出身でガイアはイギリスとフランスのハーフ。
映画に出てくるクラシックカー
Bugatti Type 57SC Atlantic(1937)
世界で最も美しい車のひとつと評されることもあるフランスの名車「クーペ・アトランティーク」。ボディパネルを外部からリベット留めで張り合わせるという、ユニークな手法が使われている。
Ferrari 250 GTO(1962)
フェラリーが開発したGTレーシングカー。あらゆるレースでタイトルを勝ち取った。39台が生産され、そのすべてが現存。50億円を超える値段で取引されたことも。
Shellby Cobra(1962)
アメリカを代表する名車のひとつして知られるコブラだが、もともとはイギリスのACカーズが生産していた「ACエース」というスポーツカーだった。
Austin-Healey 100-6(1958)
Jaguar E-Type Series1 4.2L(1966)
Aston Marti V8 Volante(1972)
Jaguar XK120 drophead coupe(1953)
Alfa Romeo 158(1938)
Chevrolet Corvette C1(1954)
Ford Mustang(1964)
BMW 327 cabriolet(1937)
オススメポイント
・車好きには間違いなし
・アクションがすごい
・ストーリーがおもしろい
とにかくクラシックカーがかっこいいです。メインが車という映画は珍しいのでは?移動手段や目的達成の為の車ではありません。
車マニアによる、車強奪がメインの話です。
アクションはあっても、クラシックカーが傷つくシーンはありません。あくまで、芸術品としての立ち位置にあるのです。(他の車がぺちゃんこにはなりますん)
ワイルドスピード的な、どんどん高級車が壊れていくというものではないのがこの映画の特徴です。とはいえ、アクションは、ハラハラ・ドキドキです。そういった意味でのアクション要素もまた、この映画の醍醐味です。
かっこいい車はもちろんのこと、ストーリーがおもしろいです。最後まで目が離せません!!
ぜひ見ていない方は見てくださいー!(下記に阿吽の映画レビュー)
阿吽のレビュー(ネタバレあり)
とにかく、ステファニー役のアナ・デ・アルマスがきれいすぎます!!可愛すぎて可愛いすぎて、演技もうまくて100点満点です。
いやはや、取り乱しましたが本当に美しい女性でした。とくに、後半の屋敷の門から銃を持って登場するシーンは、かっこよくてかつかわいいという無双状態でした!!(ここら辺にしておきます笑)
兄弟の対照的な性格と、兄弟の絆がしれっと絶妙に表現されているのも印象的です。
クラシックカーが本当にかっこいい!冒頭いきなり、ブガッティの車からスタートしますが、見とれてしまいます。昔の車のボディラインがたまらないです。
さらに途中で2回、クラシックカーが登場するシーン(どちらもいきなり)は、車好きには大興奮のシーンです。
そのクラシックカーたちが峠を下りていく、終盤のシーンは、かっこい!しぶい!その言葉に尽きます。エンジン音も良く、峠を走る絵は最高です。
また、現代のスポーツカーも一部分ですが写り込んでいて、そのカメラワークはなんともいえません!
この映画がおもしろいのは、女優・車だけの要因ではありません。注目すべきがそのストーリー性です。
モリエールとクランプというマフィアの狭間の中で兄弟は強奪ミッションに挑みます。雇い主がモリエールです。
仲間を集める中で、モリエールの手先も入ることになります。そこで話が進み、兄弟が警察からマークされ町から出ることを決意。しかし、モリエールの手先が密告しステファニーが捕らわれてしまいます。任務遂行の道しか残されず、任務を遂行するかに思えた兄弟!
しかし、実際に標的としていたのは、クランプではなくモリエールのクラシックカーでした。本当の雇い主がクランプだったのです。最初見たときは急展開すぎて・・・???でした笑
最後は、フェラリーを手に入れるという・・・
雇い主からも盗んだということですもんね。本当の狙いは当初のフェラリーで、それを強奪するためにクランプに近づいて・・・ということなのでしょうか?
そのどんでん返し的な展開と、そこからのカーチェイスはハラハラ・ドキドキの連続でした。本当におもしろい映画でした!
まとめ
ワイルドスピードの大ファンの阿吽ですが、大満足でした!ワイスピのスタッフということもあって、間違いなしの映画です!これだけは言わせてほしい。とにかく、アナ・デ・アルマスが可愛すぎると。