「新語・流行語大賞」2018年ノミネート語発表!去年は「インスタ映え」と「忖度」だったけど今年は・・・?
こんちは!2018年「新語・流行語大賞」ノミネート語が発表されました。
今回はノミネートされたそれぞれを簡単に振り返っていきましょう!
2018年ノミネート語一覧
・あおり運転・悪質タックル・eスポーツ
・半端ないって・おっさんずラブ・GAFA
・仮想通貨/ダークウェイブ・金足農旋風・カメ止め
・君たちはどう生きるか・筋肉は裏切らない・グレイヘア
・計画運休・高プロ・ご飯論法
・災害級の暑さ・時短ハラスメント・首相案件
・翔タイム・スーパーボランティア・そだねー
・ダサかっこいい/U.S.A・Tik Tok・なおみ節
・奈良判定・ひょっこりはん・ブラックアウト
・ボーっと生きてんじゃねーよ!・#Me Too・もぐもぐタイム
スポーツ関連の言葉
悪質タックル
アメリカンフットボールの試合において、日本大学の生徒が関西学院大の選手に対して悪質な反則タックルをした問題です。そこから、日本大学のアメフトに関連する上層部(監督も含む)が次々に辞任や処分を受ける事態に発展しました。ニュースではかなりの長期間にわたり報道されていましたね。
eスポーツ
エレクトロニック・スポーツのことで、オリンピックの新競技として登録されました。電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のことを指します。日本での認知はまだまだ低く、競技人口は390万人程度ですが、世界では競技人口1億人以上です。
金脚農旋風
今夏の甲子園で数々の下馬評を覆し、公立高校初の決勝進出を成し遂げた秋田県立金足農業高等学校に関する言葉です。中でも注目の吉田輝星さんは、日本ハムからドラフト1位指名となりました。
なおみ節
テニスの全米オープンで優勝した大阪なおみ選手。その記者会見でのジョーク混じりのなおみ節は世界でも話題に!
エンタメ関連の言葉
おっさんずラブ
今年4月から放送された田中圭主演の連続テレビドラマ「おっさんずラブ」。2016年の大晦日に単発ドラマとして放送されたのが最初です。平均視聴率は約4%とかなり低いのですが、東京ドラマアウォード2018を受賞するなど、異例の話題作となりました。
カメ止め
映画「カメラを止めるな!」は、監督・俳優専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ第7弾として製作された作品でした。制作費300万円でしたが、最終的な興行収入は30億円突破。異例の広がり方をした2018年を代表する作品となりました。
君たちはどう生きるか
100万部を達成した大ヒット漫画です。原作は80年前にかかれた児童書で、時を超えた名作の再誕生ということでした。
筋肉は裏切らない
NHK放送で、武田真治さん、外国人庭師・村雨辰剛さん、弁護士の小林航太さんというメンツが真顔で筋トレする「みんなで筋肉体操」です。ガチムチな男たちが5分間筋肉と向き合うというシュールな番組で、ネットで話題に!
ダサかっこいい/U.S.A
DA PUMPの29枚目のシングルです。YouTube再生回数100万回越えです。オリコン1位を取ることはありませんでしたが、そのメロディーとダンスがダサかっこいいと話題になりました。
Tik Tok
中高生を中心に日本でも人気が出て、CMにも採用されました。世界のアクティブユーザーは1億5000万人に達し、2018年の第1四半期に世界で最もインストールされたアプリになりました。
ボーっと生きてんじゃねぇーよ!
NHK放送でMCが岡村隆史の「チコちゃんに叱られる!」は、チコちゃんに質問されてそれを知らないでいると「ボーっといきてんじゃねぇーよ!」と叱られるという番組です。その質問は「1gって何?」などの素朴な疑問が多く、ためになる雑学情報満載です!
経済関連の言葉
仮装通貨/ダークウェブ
ハッキングによる被害で何度も暴落した仮想通貨。ダークウェブとセットのノミネートということで、仮想通貨のイメージが下がる印象です。
首相案件
首相が指揮を取っていたり、政治の中心として位置づけていたりと、その実現を望んでいる案件です。2012年からの長期政権(日本では)になっている安倍内閣に関する言葉です。
高プロ
高度プロフェッショナル制度のことです。高度な専門知識を有し一定水準以上の年収を得る労働者について、労働時間規制の対象から除外する仕組みです。
ご飯論法
Q.朝ごはんは食べなかったんですか?
A.ご飯は食べませんでした(パンは食べたが、それは黙っておく)
Q.何も食べなかったんですね?
A.何もと聞かれましても、どこまでを食事の範囲に入れるかは、必ずしも明確ではありませんので…(abemaTIMES)
こうした受け答えが国会での答弁にあたるとされ、平易な言葉なのに、なに喋ってるか分からない状態を揶揄した言葉にもなっているようです。
マイナス関連の言葉
あおり運転
東名高速道路でのあおり運転による事件が一番有名ですが、車間距離違反摘発件数は7625件にも及びます。
時短ハラスメント
働き方改革が推進される中、自分の労働時間を減らすために仕事を部下に丸投げする時短ハラスメントが問題に。
生活関連の言葉
グレイヘア
あえて白髪のままで生活するグレイヘアがノミネート。白髪染めをせずにありのままをさらけ出すという新たなスタイルが誕生しました。
計画運休
台風24号の影響で鉄道会社が行なった計画運休。ただ、その計画運休が前日発表でかなりの混乱を生みました。
災害級の暑さ
今年の夏は次々に記録を更新する暑さがかなりの問題とされたました。気象庁が災害級の暑さと発表し話題になりました。
スーパーボランティア
山口県で行方不明になった2歳男児を発見し、大きな注目を集めたスーパーボランティア・尾畠春夫さん。東京オリンピックのボランティア問題や渋谷ハロウィンのゴミ拾いボランティアなど、今年はボランティアが多く報道されましたね。
ブラックアウト
北海道地震による北海道全域の295万戸が停電した、いわゆるブラックアウトはニュースでもかなり話題になりました。
#Me Too
セクハラや性的暴行を受けてきた全ての女性たちが「私も」と投稿することで、人々に深刻さを伝えられるのではと、拡散していきました。
まとめ
スポーツ関連が多くノミネートされた今年。その他にも2018年を象徴する話題がピックアップされましたね。今年はなにが流行語になるのか、注目ですね!