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ハロウィンの起源は?経済効果は?今年話題になったハロウィンについての情報まとめ

こんちは!阿吽です!

今回はかなり話題になったハロウィンについて気になったことを調べたのでまとめ記事にして紹介したいと思います。


日本のハロウィンについて

日本のハロウィン文化は徐々に拡大傾向で、28年度においてバレンタイン関連の経済効果を超えて、1345億円に至りました。

日本のハロウィン文化の特徴は、コスプレです。しかも屋外で行うという点です。他国でのハロウィン文化の主役は子供にありますが、日本におけるハロウィン文化の主役は大人です。大人が楽しむ着飾り文化が特徴です。

最近では、ハロウィンでコスプレするためだけに日本に来る外国人観光客も増加しています。日本のハロウィンは10月1日〜31日と長い期間行います。そんな日本らしさが構築されつつあるハロウィン文化ですが、問題もあります。

今年起きた渋谷でのハロウィン騒ぎ

今年の渋谷でのハロウィン騒ぎでは、逮捕者が13人でました。痴漢やスリ、暴動など激化傾向にあるようです。また、ゴミ問題についてもメディアで取り上げられるようになりました。楽しく参加する分はいいものの、ルールとモラルを守ることが重要です。

特に今年のハロウィンでは、その「ルールとモラル」について注目されたした。

メディアでも多く取り上げられた「軽トラ横転騒動」や「車の屋根を踏みつける騒動」は、本当にハロウィンという文化を汚す行為に憤りを感じました。渋谷ハロウィン=バカ騒ぎという悪い風潮を浸透させてしまいました。

ゴミ問題だけに収まらず、このような騒動にまで発展した渋谷ハロウィン。規制の緩さや対応の遅さまでもが批判されました。来年以降、渋谷ハロウィンの有料化なども視野に入れて、規制の厳格化は必要不可欠でしょう。

ハロウィンの起源は?

古代ケルト民族の地で発祥した文化が、アメリカに広まった後に日本にも伝わってきました。自然崇拝のあるケルト文化は、森林を愛する日本文化に近いところがありますし、妖精や神話から由来する部分も似ています。

この点で日本人としては参加しやすいと思いますし、高齢化社会が進む中、老若男女がコミュニケーションを図れる地域のお祭りを増やした方がいいとも考えられていました。

ハロウィンの経済効果について

ハロウィン経済効果は、平成24年に805億円、25年に1,005億円、26年に1,100億円、27年に1,220億円、28年に1,345億円と伸びています。29年は1305億円と減少しましたが、これは衆議院選と時期が被ったことが要因とされています。

ちなみにバレンタインの経済効果は、平成24年に1,380億円、25年に1,310億円、26年に1,080億円、27年に1,250億円、28年に1,340億円、29年は1,385億円と経済効果は拡大傾向です。

どちらの経済効果もクリスマスには遠く及びませんが(28年度クリスマス経済効果は7000億円)、拡大傾向なのは日本経済にとっても大きなプラス要因でしょう。

海外のハロウィン文化

海外のハロウィン文化はどのようなものなのでしょうか?日本のような10月いっぱいハロウィン祭りという国は少なく、10月31日だけ祝う文化ぎ多いようです。

アメリ

ハロウィンの本場であるアメリカのイベントは、日本とかなり近いものです。というのも、日本のハロウィンはアメリカを模したものだからです。

仮装をしてパーティを行います。

トリック・オア・トリート」は日本でも有名の言葉です。

日本との違いは、アメリカの主役は子供達ということです。大人が仮装するということは家の中で中ではあっても、外ではありません。

イタリアのハロウィン

イタリアでは10月31日〜11月2日の3日間行われます。

イタリアでのハロウィンは、キリスト教の際日としての意味合いが強く、日本でいう「お盆」に当たる時期です。

11月1日が「諸聖人の日
11月2日が「死者の日」

ハロウィンはこれらの祭日の前夜がハロウィンという位置付けです。

アイルランド

ハロウィンの起源はアイルランドとされており、イベントはかなり大々的に行われます。

10月最後の月曜日は祝日で、そこから一週間ほほ全ての学校が休みになる"ハロウィン休み"があるようです。

都市部では、パレードがあり大人から子供まで仮装して参加するようです。

フランスのハロウィン

フランスのパリやリヨンで、ハロウィーンの夜にギャングに仮装した若者らが暴徒化し、警察が100人以上を逮捕しました。米ハリウッド映画「ザ・パージ」になぞらえて警察襲撃を呼びかけたソーシャルメディアがきっかけで、警官や通行人に喧嘩を売り、店舗を襲撃し、ごみに放火するなどしたといいいます。

渋谷ハロウィンのこれから

やはり、ここまで騒動が大きくなり参加者も多くなると規制は必要になるでしょう。

「終電で帰ろう」を今年のコンセプトにしていたとはいえ、「終電で渋谷に来る人」の方が多い現状ではいけないでしょう。

渋谷ハロウィン=ゴミ・騒動といった悪いイメージが横行してしまうのはもったいないように感じます。外国人観光客が来るほどの良い文化なだけに残念です。

カワサキハロウィンを模すべき

渋谷ハロウィンのほかに、大きなハロウィンイベントてして川崎市で行われる「カワサキハロウィン」があります。しかし、カワサキハロウィンでは問題が起きているイメージはありませんよね?

それは運営がしっかりしているためです。。有料でパレードに参加させ、観客を楽しませる工夫をしています。パレードに参加するのは2000人ほどですが、見に来る人は10数万人です。渋谷の場合は参加者ばかりで見に行く人はあまりいませんよね。

そういった面を工夫すれば渋谷ハロウィンも素晴らしいイベントになるではないでしょうか?

阿吽の独り言

やはり渋谷ハロウィンのニュースを見ていると、ナンパをしにいく・されにいくといった出会いの場のように感じてなりません。夜から朝にかけて楽しむ人が多いのは、そういったことなのかなと。。

まとめ

バレンタインを勝る経済効果を発揮するほど成長した、ハロウィン文化。このようなマイナスイメージが例年続いている現状は、非常にもったいないです。これからどうなっていくのか、注目ですね。