阿吽ブログ

今を生きるブログ

【近畿大学スピーチ】オリエンタルラジオ・中田敦彦『三代目J SOUL BROTHERSに、俺はなる』全文公開

今回紹介するのは、オリエンタルラジオ中田敦彦氏(以下、敬称略)が令和元年度近畿大学入学式でのスピーチです。

TEDスピーチではないのですが、みなさんに紹介したい名スピーチなので紹介します!



近畿大学のスピーチは恒例となり、毎年話題になっています。
特に卒業式スピーチは著名人がスピーチすることで最近話題にもなりましたね。

キングコング・西野のスピーチ詳細記事はこちら↓
www.aunblog.site
ピース・又吉のスピーチ詳細記事はこちら↓
www.aunblog.site

今回は、オリエンタルラジオ中田敦彦の名スピーチを紹介します。
動画をご覧になった方もそうでない方にも分かるように要約してお伝えします。


これからの時代を担う若者には、ぜひオススメしたい記事になります。
また、自信がない人・やる気が起きない人にもオススメです!

ぜひ、時間があれば動画もご覧になってみてくださいね。

オリエンタルラジオ中田敦彦とは?

武勇伝ネタで人気芸人の仲間入りを果たしたオリエンタル・ラジオ。

コンビでのテレビ出演は多くないが、時頭がいい中田敦彦はピンでの活動が多くなっています。

慶應義塾大学の経済学部を卒業しているため、かなりのインテリ派。
クイズ番組を始め、彼の頭の良さは随所に光ります。


その才能もあってか、本はすでに6冊出版!

・芸人前夜
・大合格 参考書じゃなくオレに聞け!
・天才の証明
・だいじょうぶだよ、モリス(翻訳)
・俺たちはどう伝えるか
・労働2.0やりたいことして、食べていく

気になる本はぜひチェックしてみてください!


最近では、YouTuberとしても活動中。
こちらもリンクを貼るのでぜひチェックしてみてください。
2019年5月10日時点でチャンネル登録者数は12万人
中田敦彦のYouTube大学 - YouTube

中田敦彦近畿大学スピーチ

youtu.be

公式の動画です。

再生回数はすでに24万回に及び、数々の賞賛のコメントが寄せられています。


PERFECT HUMANの誕生秘話をメインに取り上げています。
中田敦彦のスピーチ力はさすがです。


芸人というタテ社会が強い中での持論を曲げずに主張していく姿や慶應卒という彼なりの考え方が私は好感が持てます。

一度、YouTubeないし、この動画をご覧になって感じ取っていただきたいと思います。

抑えておきたいポイント

中田敦彦がこのスピーチで伝えたいことはただ一つです。


あきらめなければ夢は叶う!



夢を語り、夢を追いかける人が糾弾される世の中ですよね。

「夢を見るな!現実を見ろ!」や「そんな夢を見ていないで勉強しろ!」


このように育ってきた人も多いのではありませんか?
ただ、夢というものは他人がとやかく言えるものではないのです。

夢とは、”将来実現させたいと、心の中に思い描く願い“です

大きい小さい、正しい正しくない関係ありません。


でも現実として、夢を語れば笑われる時代です。
夢を叶えるのが難しい時代なのです。

でも、夢を叶える方法はシンプルです。

ポイント
①夢・やりたいことを言葉に表して言う
②誰かに助けてもらう
③壁にぶつかっても最後まであきらめない

やることはシンプルです。
しかし、どれも難しい。

ポイント
①:バカにされるから。「え、お前が?」「できると思ってんの?」
②:自分一人で叶えたいと思ってしまう。周りの力を借りるのが怖い。
③:あきらめたい。すごい凹む、バカにされる、壁にぶち当たる。

ただ、歴史は物語っています。

あきらめなければ報われることを


成功とは、今現在ないものに挑戦することですよね?
当然、挫折もするし、バカにもされます。
ただ、そこであきらめずにやり抜いた人だけが成功者になるんです。
だからあきらめないでください!



後の世代は前の世代よりも優秀です。
後の世代は、前の世代が積み上げたものを当然の資産・資源として当たり前に利用できます。

前の世代が一生懸命頑張って作ったものを一瞬で手に入れることができます。


だから、自信を持ってあきらめないで頑張ってください!

PERFECT HUMANの誕生秘話

中田敦彦の才能によって「PERFECT HUMAN」を作り出したと思っている人が多いのではないでしょうか?

実は、「PERFECT HUMAN」が誕生するまで紆余曲折があったのです。
その前に4つの曲をすでにつくっていたのです。

数々の失敗を乗り越え、紅白出場に至るまでの成功を掴み取ったのです。

ここでは以下の手順に従って説明していきます。
①なぜPERFECT HUMANを作ろうと思ったのか
②理想と現実の葛藤
③PERFECT HUMANの誕生

①背景

PERFECT HUMANは、芸人のネタ作りの延長で誕生したわけではありません。

その背景はズバリ、“あこがれ”です。


ある程度のネタを披露し世間に馴染まれている・飽きられている状態から抜け出したいと思い、「何か一発やりたい!」と考えるようになりました。

そこで見たのが、“3代目J SOUL BROTHERSの”R’Y’U’S’E’I”。

純粋に「3代目J SOUL BROTHERSになりたい!やりたい!」と思いました。
その当時、なりたい!やりたい!と思っている小・中学生が何万人といました。

それをあきらめずやり抜き通したのが、PERFECT HUMANなのです。


武勇伝という歌ネタをやっていたこともあり、弟がダンサーをしていることもあり、「3代目J SOUL BROTHRSになりたい」という夢を追いかける物語がスタートします。

理想と現実の葛藤

3代目J SOUL BROTHERSになりたい!」と思ったはいいものの、中田敦彦は歌が上手くなく、ダンスもできません。

そこで、口パクを許すという日本文化に着目しました。


歌が上手い友人に歌ってもらい口パクでネタを披露しました。
その反応は、お客さんからシンプルに怒られるというものでした。
「何をしているの?」という感じで。

死ぬほど恥ずかしいですよね?
3代目J SOUL BROTHERSになりたい!」と言って始めたのに、普通だったらあきらめます。

ただ、中田敦彦はここであきらめずこのように考えます。
「自分以外の声で歌ってるフリは許されないのか!」


しかし、自分は歌が上手いわけでもなく、ダンスができるわけでもありません。
皮肉なことに、一番足を引っ張っているのは、3代目J SOUL BROTHERSになりたい!と言っている自分でした。

しかし、そこでもあきらめませんでした。

PERFECT HUMANの誕生

それでも、センターにいたい!歌も歌いたい!という思いは変わりません。

そこで中田敦彦の武器である頭を働かせて考えました。


中田敦彦本人のことを歌っていればいいのでは?」


そうすれば、サビにセンターから出てくれば、ご本人登場感が出る。

ただ、登場したあとも忘れさせないように「サビ中は、中田、中田、中田....と連呼すればいい!」

そうすれば、聞いている人も「あー、なるほどね」と理解してくれるはず!


このようにして、紅白出場まで勝ち取った「PERFECT HUMAN」が誕生しました。

夢を叶えるにはシンプルなことを続ければいい

「PERFECT HUMAN」が計算され尽くしたものでも、中田敦彦の才能で生まれたものでもありません。

ただ単に、「3代目J SOUL BROTHERSになりたい!」という夢を公言して、仲間に助けて
もらって、あきらめずに努力し続けた結果なのです。


何かに挑戦しようと行動した時、必ず壁にぶつかります。
邪魔しようとする人も現れるでしょう。

そんな時は、このように考えましょう。

ポイント
①心の中で「必ずまだやれることがある」とつぶやく
②「僕に考えがある」とまず言う
③その後は必死で自分の思いのたけを述べる
④自分が言ったことを実行に移す
ただ、それだけなのです。

スピーチ書き起こし

中田敦彦:近畿大学スピーチ
中田敦彦近畿大学スピーチ
(参照:公式サイト)

前半部分

公式サイトより参照しています。↓

皆さんありがとうございます、中田敦彦です。

よろしくお願いします。

先ほどまでの会との温度差がエグすぎるというね。

急なテンションの変わり方でね、皆さん戸惑っていると思うんですけれども、ここからお楽しみブロックですからね。

先ほどまでは非常に礼節と知性を重んじた会でしたけれども、ここからはカジュアルに楽しんでいただければ結構ですから、このブロックでも厳かさを引っ張ると単純に私が傷つきます。


そうです、声をあげて笑っていただきたい。

時として「えー」とか、「おー」とか、「それどうなんだー」とか言っていただいて構いませんので、是非、カジュアルに聞いていただければと思います。

僕はですね、これから20分ほどですね、元気になる話をします。

非常に勇気の出る話をします。

というのがですね、私は別にね、今映像の力によって、天才であるとか完璧であるとか加工されているだけで、非常に普通の男です。

その男がですね、すったもんだあってこうやって大舞台で皆さんにお話をできるようになるんだということがですね、皆さんに伝われば。

あ、じゃあ俺でも、いや私でも、10年後くらいに、いや5年後くらいにここに立っているんだと、挨拶する側に回るぞという希望が湧いてくると言うお話でございます。

是非、聴いていただければと思います。

中田敦彦です。よろしくお願いします。


夢を叶えるって何なんだろうなぁと僕の中で思ったところ、
「夢、やりたいことをまず言う」
「言って誰かに助けてもらう」
そして、「あきらめない」
という非常にシンプルなことが、夢を叶える全てなんだなぁ、と僕は思っているんですよね。

ただ、口で言うのは簡単なんですけれども、この3つ全部難しいです。

何故かというとやりたいことを言うのって結構恥ずかしいんですよね。

馬鹿にされるから。

やりたいことって、「え、お前が?」とか「できると思っているの?」とかがセットで来るので、いつも緊張感があるんですよね。

さらに、「みんなに助けてもらう」これもなかなかできないんですよね。

自分1人で叶えたいって思っちゃうんで、どっちかって言うと、周りの力借りるのちょっと怖いなっていう時があるよね。

その上で、「あきらめない」。

これは難しいんですよ。絶対にあきらめたい。

すごい凹むから、壁にぶつかると。

何でかって言うと、「PERFECT HUMAN」っていう楽曲、あれもね、「中田は策略家だから狙って当てたんでしょ」みたいなこと言う人がいるんですけど、そうじゃないんですよ。

めちゃくちゃ紆余曲折あって、あそこにたどり着いたというものなので、まさに今の3つなんですよね。


1個目「夢を言う」、これなんですけども、僕は何で「PERFECT HUMAN」みたいな事やりたいと思ったかっていうと、芸人だからお笑いのネタ作りたいなっていう延長でやっていたんじゃないんですよ。

タレントとしてやって、ネタとかやってバラエティーとか出てだいぶもうなんとなく皆さんになじまれてるし、若干飽きられているみたいなところがあるわけですよ。

その上で「何か一発やりたいな」って思った時に僕が見たのはお笑い芸人さんのネタじゃないんですよ。

三代目J SOUL BROTHERSの「R.Y.U.S.E.I.」。

あれを見てやりたいって思ったんですよ。

で、「俺は三代目J SOUL BROTHERSになる」ってそう思ったんです。

中盤部分

中田敦彦:近畿大学スピーチ
中田敦彦近畿大学スピーチ
(参照:公式サイト)
さぁ皆さん問題です。

三代目J SOUL BROTHERSになりたい」って言えますか?

スゲェ恥ずかしいですよ。

「お前が?」ってまず言われますから。

で、「無理だよ」ってまた言われますから。

で、三代目J SOUL BROTHERSの「R.Y.U.S.E.I.」を見て、「俺はこれやりたいんだよねー」って言ってる中学生とか小学生って何万人といたでしょ?

で、それを一生懸命やったのが、この僕なんです。

弟がダンサーなんですけど、
「ちょっとごめんな、久々に電話してごめんね」と。

「あのーダンス頑張ってるー?兄だよー」とお話をして。

「思いついたんだけれども、三代目J SOUL BROTHERSになりたいんです」僕、言いました。

で、「ダンサーを集めてください」と。

それで「ダンサーを集めてくれたら我々オリラジが歌いますんで、そしたらもう三代目J SOUL BROTHERSじゃありませんか?」と言ったんですね。


自分でも何を言ってるかわかんないことはわかっています。

僕ら武勇伝で歌ネタみたいなこと言われているから、それの最上級って歌なんじゃない?って思ってやり始めた。

それで弟も説得して、一生懸命何とか三代目J SOUL BROTHERSになるからといって、楽曲を作ってもらって始めたんですよ。

一曲目じゃないんですよ、「PERFECT HUMAN」って。


知っていました?
「PERFECT HUMAN」が一曲目じゃないことを知っていた人手あげてください。

何人かはいない?何人もいない?じゃあ逆に聞いてみようか。

「PERFECT HUMAN」が一曲目だと思っていた人?

下ろしてください。全員ですね。



一曲目だと思っていたでしょう?違うんです。

五曲出しているんですよ。

五曲ボツになっているんですよ。

ボツっていうか、全然滑っているっていうことですよね。

どういう作戦だったかというと、まず1発目何をしたかというと、

そんな歌上手くないんですよ。

でも、歌って三代目J SOUL BROTHERSになりたい。

どうしたかって言うと、まずボイトレに行くのがだるいです。

絶対にボイトレには行きたくありません。

そんなものでうまくなるような気がしません。

割り箸を咥えて「いー」とかいうのは嫌です。

その上で、「あっ」て思って、なんかもう口パクで良くない?ってまず思ったんですね。

日本の音楽番組って口パクかどうかを責めない仕組みになっていません?

絶対に歌えねぇだろうっていう位、踊っている人たちが普通に歌ってるのをあんまり責めないっていうルールになっている国なんですよね。

そこを狙いたいと思ったんですよ。



口パクで良いのなら、僕の声じゃなくていいんじゃないんですか?

これが仮説1。これ検証してみたいと思ったんですよ。

僕はライブを定期的にやっていたので、オリラジのファンに向けて実験してみたんですよ。

歌を聴いてくださいって、ダンサーが出てきて、僕らが歌うんですけど、それはもうレコーディングした他人の歌なんですよ。

他人の声なんですよ。

全然関係ない超絶、歌がうまい知り合いに歌ってもらうっていう。

これどうなると思います?


ファンに聴かせたらすごい怒られました。

シンプルに怒られました。

「私たちがそれを喜ぶと思いましたか?」ってファンにキレられたんですよ。

で僕はそこでわかったんですね。

自分以外の声で歌ってるフリをすることだけは許してもらえない国なのねと。

でも、これはトライ&エラーですから。

あきらめないっていう三つが大事なんですよ。

恥ずかしいですよ。

この実験してみて。

やってみて、普通に怒られて、大人ですよ。

「あなたの歌じゃありませんよね?」ってファンに怒られてんですよ。

すげぇ恥ずかしい。

ほんとだったらもう寝てしまいたい。

だけど頑張る。

ここはあきらめない。

どうしたかと言うと、「まぁまぁ、大丈夫」僕はダンサーをなだめました。

相方をなだめました。

「聞いてくれよ、俺にはまだ策があるんだよ」とね。

「“他人の声作戦”は失敗した。
だが、今テクノロジーがやばいらしい。
そこそこ下手な声の歌手が上手くなってるらしい。
加工っていうものがあるんだって。
デジタルの何とかがあるんだって。
キーも合わせれるし、声も膨らませられるし。
それは魔法のような技術があるらしい。
僕は魔法を使いたいと思う」そう言いました。

「レコーディングして、後は頑張ってちょうだい」って言って、加工に加工を重ねてもらって、どうなったと思いますか?

そこでわかりました。


加工には限度がある。

ある程度上手い人がさらに上手くするっていうことがそうで。

そうじゃない奴が上手くなる事は無いんですよね。

で、僕がどれくらい下手かと言うと、
カラオケでちょうどいじれない下手さってあるでしょ?あれなんですよ。

「こいつ音痴なんですよ、聞いてくださいみたいな、逆に面白いでしょ」みたいなのがないっていうね。

全員で黙る、スマホ見る、スマホを見ざるを得ない、と言うタイプの下手さなんですね。

で、これはまいったなぁと思ったんですね。

加工も無理。別人も無理。



でも、三代目J SOUL BROTHERSになりたいんですよ。

どうすっかなぁってよくよく考えたら、実は相方は上手かったんですよ。

相方は結構上手い。

ここで大ピンチなわけですよ。

言ってみたらどういうことになっていると思います?三代目J SOUL BROTHERSになりたいって言ったんですよ。

その言ったやつだけが、足を引っ張っている。


最悪ですよ。

ここがね、非常に恥ずかしいポイントなんですよ。

ここなんですね、ここまで恥ずかしかったら普通辞めますよ。

普通の感覚の人間だったら、ごめんね、もう解散って言って、おいしいもの食べようと思うんですね。

なんかもう温かいお風呂に入りたいって思うんですね。

だけど俺はあきらめないんですよ。

あきらめないんです。

みんな集めて言いました。

状況を整理します。状況を整理させてください。

三代目J SOUL BROTHERSに僕はなりたい。

その上で、弟ありがとう。

最高に優秀なダンサーを揃えてくれたね。

踊りバッチリだ。

そして藤森くんありがとう。

組んでよかったよ。君の歌はうまい。

歌がうまい藤森、そしてダンスがうまい君たち、そして僕は歌も出来なければ踊りも出来ません。


これが現状ですと。
でも僕は発表します。

あきらめたくありません。

あきらめたくないどころか、センターで歌いたいです。

正気の沙汰じゃないですね。

これが夢をかなえるっていうことなんですよ。

夢を叶えるっていう事は正気の沙汰じゃないんですよ。

なんだそれって言われるようなことからしイノベーションは起きないんですね。

無理を通すって言うんですかね。その力。

で、僕は考えました。



藤森くんが歌っていただきます。

その上でダンサーには踊っていただきます。

私は真ん中にいます。



自分でもわかっています。

その状況で真ん中にいることがただの邪魔であることは。

だから僕はここ(頭)だけを使いたい。

ここ(頭)を使うんだ、とフル回転させました。

どうしたら歌わずに真ん中にいられますかって、邪魔じゃないって思えますかって。

そうだ、バーンひらめいたんですね。

「僕のことを歌えばいいんじゃないか?」と。

「僕のことを歌っていれば、ご本人みたいな感じになりませんか?」と。

「それがなんか価値になりませんか?」と。

もちろんずっと最初からいたら邪魔ですよね?飽きますよね?

だからサビまでは後ろで待機してます。

サビになったら僕が飛び出して、僕が居座ります。

そしたら藤森さんごめんなさい、メインボーカルさんなんですけど、後ろに引っ込んでください。

後ろで歌ってください。

それまではキレキレのダンスでお願いします。

そしてサビになってきっと2秒3秒したらご本人登場かどうか忘れてしまうと思いますので、サビのあいだ中私の名前を連呼していただけますか?と。

そうです。


「中田、中田、中田、中田、中田、中田」と言っていただければ、みんなが「あー、そうゆうことなんだ」と忘れずにすむと思うんですね。

ぜひこれで進めたいと思います。

これが「PERFECT HUMAN」なんですよ。

後半部分

中田敦彦:近畿大学スピーチ
中田敦彦近畿大学スピーチ
(参照:公式サイト)
めちゃくちゃでしょ?

なんも計画もない。

ただやった事はシンプル。

ただやりたいことを言う。

みんなに助けてもらって、あきらめない。

恥をかいて、恥をかいて、あきらめない。

これだけをやっていく。

そうするとなんだかんだあって、近畿大学でしゃべれる。



ここなんです。

恥ずかしいことだらけです。

失敗だらけです。

でもいやいやまだやることがある。

言うんです。

「僕に考えがあるんだ」

言ってみてください。

そこから何かが出てきます。

みんな集まって、「違うじゃないか、お前がやってる事は叶わないじゃないか。
なんだ君は、言ってることとやってることが違うぞ」って言われたら、

「必ずまだやれることがある」と心の中でつぶやいた後に、「僕に考えがあります」と言ってみてください。

その後は、がんばれ。

「僕に考えがあります」の後からは必死です。

ただ必死に思いつくまましゃべるプランを。

で思いついたことを全部やる。それしかない。

人生はかっこよく夢をかなえることができないんだなぁと私はいつも体感して浮き沈みやってまいりました。

武勇伝とかチャラ男とかいろいろありました。

皆さんには、もっとさらなる夢があるなと僕は痛感しております。

こんな僕なんかより非常に優秀なんですよ。

それだけは間違いないんですよ。

なんでかっていうと、後の世代っていうのは前の世代が積み上げたものを
当然の資産、資源として利用することが許されているからなんですよ。

僕たちが作ってきたものを一瞬でパパッと見てしまう。

僕たちが10年かけてやって作ったコンテンツをパパッと種明かし、パパパッと5分でYouTubeでチェックできてしまう。

そういう人たちなんですよ。

ニュートンとか、理論をもとにアインシュタインとかいろんな研究があるわけじゃないですか。財産なんですよね。

それを受けて、勉強しているわけだから、もうこの世代は最強の世代ですよ。

1番最新最強の世代ですから、ぜひ乗り越えていただきたい。

まとめ

今回は、中田敦彦近畿大学の入学式スピーチ『三代目J SOUL BROTHES』を紹介しました。


芸人オリエンタルラジオの一面と慶應義塾卒の一面という2つの顔を持っている特殊な中田敦彦

時頭の良さはもちろんだが、この泥臭さが中田敦彦の良さと言えるだろう。


最近では、YouTubeにばを移し活動中。

ぜひ、応援したいと思います!