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カルロス・ゴーンの役員報酬は高すぎる⁉︎結局いくらもらってるの?役員報酬比較してみたよ!

こんちは!そうはいっても日産が好きな阿吽です!

テレビ・新聞・ネットどれをみても

カルロス・ゴーン

ですね。そりゃー、50億円も虚偽の申請していたら、叩かれますわな。

まずはニュースの詳細を紹介しますね。



カルロス・ゴーン逮捕の詳細


東京地検特捜部が日産自動車と仏ルノー三菱自動車の会長を兼務するカルロス・ゴーン容疑者(64)と、代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者(62)を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕した。

報道によると、逮捕容疑は2011年6月から2015年6月まで、実際のゴーンの報酬は合計約99億9800万円だったのに、約49億8700万円だったとの虚偽の記載をした有価証券報告書を、5回にわたり関東財務局に提出した疑い。
(headlines.yahoo)

5年間で総額100億円もらっていたのに、50億円しかもらっていないと公表していたんですよね。

そこで疑問に思うのが、なんでこの時期に?

ということですよね?

このゴーン氏の不正については、日産側からの申告であったんですよね。

バブル崩壊以降の多額な負債により、倒産寸前の経営状態を救ったゴーン氏を、なぜ突き放そうとしたのでしょうか?

フランス政府・ゴーンvs日産の構造へ

ゴーン氏は、フランスのルノーの取締役会長兼CEO、日産自動車三菱自動車の会長を兼任しています。

今までは、"ルノーと日産・三菱自動車の統合はありえない"というスタンスを取っていました。
☆フランス政府vsゴーン・日産

それはフランス政府との対立を示すことから、「2018年にルノーCEOを解任される」という大方の予想でした。

しかし実際には、ルノーはCEOの続投を発表し、COOは2018年2月の会見で「仏政府の中には完全統合すべきだと公言する人たちもいる。それは事実だ」と述べました。つまり、ルノーと日産の経営統合も選択肢の一つと発表したのです。
☆フランス政府・ゴーンvs日産

一方で、ゴーン氏が行った2018年6月の会見では「三菱自動車ルノーの完全子会社になる可能はゼロだ」と述べ、経営統合について完全否定しています。

つまり、フランスでは経営統合の姿勢を表明し、日本では経営統合に反対の姿勢を表明していたのです。


この矛盾が信頼を失い、クーデターに繋がったという見方がほとんどのようです。

カルロスゴーン氏の年収は?

2012年3月期 9億8700万円
13年 9億8800万円
14年 9億9500万円
15年 10億3500万円
16年 10億7100万円
17年 10億9800万円
18年 7億3500万円
(日産自動車有価証券報告書より)

注目されているのは、2018年の役員報酬でした。前年よりも33%減の役員報酬について、ゴーン氏は「社長・CEOを辞任したため」と述べていましたが、実際は、高額報酬を株主から突っ込まれるのを防ぐためだったんですね。

役職報酬ランキングベスト10

・1位:平井一夫(57) ソニー(取締) 27億円
・2位:J.M.デピント(55) セブン&アイHLD(取締) 24億円
・3位:R.フィッシャー(70)ソフトバンクG(副会長)20億円
・4位:M.クラウレ(47)ソフトバンクG(副社長COO)13億円
・5位:R.ミスラ(56) 〃 (副社長) 12.3億円
・6位:E.ミルナディ(63)ブリジストン(全執行役12.2億円
・7位:C.ウェバー(51) 武田薬品工業(社長)12.1億円
・8位: 瀬戸欣哉(58)LIXILグループ(代表執役)11億円
・9位:赤澤良太(51) 扶桑化学工業(前社長) 10.3億円
・10位:D.ルロワ(60) トヨタ自動車(取締役)10.2億円
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・18位:C.ゴーン(64) 日産自動車(会長) 7億円

ソフトバンク役員報酬が印象的です。役員報酬を上げようとして、株主からの猛反対を受けたニュースは記憶に新しいですよね?

ソフトバンク会長兼社長の孫正義氏の役員報酬は1億3700万円です。意外と少ないですよね?


カルロス・ゴーン氏は、虚偽申請をしていたデータでは、日産自動車の会長として7億円もらっています。

ただ、ルノー取締役兼CEOで9億6200万円、三菱自動車会長で2億2700万円もらっていますので、合計すると19億2400万円になります。

つまり、上のランキングに当てはめると、4番目の位置に属するのです。

いやいや、ずるいでしょ。さすがに。

役員報酬を削って、賃金上昇にあげるべきですよね?

ただ、ルノー・日産・三菱という3つの大企業のトップなわけですから、、、どうなんでしょう?

スポーツ選手だと19億円以上もらっている人は、かなりいますからね。。。

国内自動車メーカー役員報酬一覧

・西川廣人(64) 日産自動車(社長) 4.9億円

豊田章男(62) トヨタ自動車(社長) 3.8億円
・内山田竹志(72)トヨタ自動車(会長)1.81億円
・寺師茂樹(63) トヨタ自動車(取締)1.2億円

鈴木修(88) スズキ自動車(会長) 2.2億円

・八郷隆弘(59) ホンダ(社長) 1.5億円

・益子修(69) 三菱自動車(取締) 1.4億円

・片山正則(64) いすゞ自動車(社長) 1.4億円

・吉永泰之(64) SUBARU(会長) 1.3億円

日産、ゴーン会長の解任を決議

11月22日、日産はゴーン会長の解任を決議しました。取締役会が開かれた今日、決議開始前にはルノーから"ゴーン氏の解任延期要望"があったという報道もあります。

やはり、日産の支配権が薄れることを考えたのでしょう。ただ、世界のトヨタを抜き世界第2の販売台数を誇る、ルノー・日産・三菱連合です。1位のフォルクスワーゲンとの差は、僅か14万台。

次の会長選びは、慎重にならざるを得ないでしょう。

暫定的には、現社長の西川広人氏が兼任するようです。

まとめ

こうして比較してみても、19億円と考えると破格ですよね。ルノーに日産に三菱。確かに、その経営能力を考えれば、高額の報酬をもらうのは当たり前なんですかね。。。

そうはいっても、ですよね。


ムズカしい問題ではありますが。