第13回高校生RAP選手権、各試合のバースとビート紹介!念願の優勝を果たしたG-HOPE!!
今回は、2018年3月17日に東京・豊洲PITで開催された第13回高校生RAP選手権についての記事になります。
第15回高校生RAP選手権の情報が出回るなかで、開催される前に、過去の大会をおさらいしておきましょう。
次回大会の第14回大会記事はこちら↓
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この記事では、各試合のベストバーストビートを合わせて紹介します!
聞き間違いがあるかもしれません。
ご了承ください。
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第一回戦
Red Eye vs 〇阿修羅
ビート:ビートモクソモネェカラキキナ
阿「俺が負けると思ってるんだろ、ひっくり返してやるからみとけ!」
R「笑うヘブンでいつも通り遊びたいなら、みんなあいだら、さいなら。ダサいからパイセン、目は赤いだけ、ビーツより破壊だぜ」
正直Red Eyeが勝っていた試合かなと。
審査をどうのこうの言うのはアレですが。
即興vsネタがすごく露見していたので。
〇T-Swagg vs Kai-Tone
ビート:BLACK BOX
K「質実剛健、どっちがやばいか一目瞭然」
T「一目瞭然、犬の遠吠え、この場で女神に離婚届」
K「普段はピチューにピカチュウげっちゅ、今日は女神をアイウォンチュー」
T「相模の意思、お間にあげないかみなりの石」
どちらも韻を踏んでいくスタイルでうまかったです。
観客は延長を望むほど、いい試合。
ポケモンネタでの”かみなりの石”の返しはさすがだなと思います。
達磨vs 〇U-mallow
ビート:Workout
達「ステージ上でした経験、俺のラップは俺にしかできなえぇ」
U「その経験、曲にしやがれ」
「目がくらむ、足はひっぱても手はつなぐ」
達磨はエンジンがかからなかった印象。
U-mallowが実力を発揮した印象。
HARDY vs コウキa.k.a仏
ビート:今夜はParty
H「そろそろこのステージにビギナー立たせんな、結果だせねえバースで恥かかせるな」
仏「キングヒーダ、俺が銚子のビックイーター」
H「ビックイーター?スキルなくてびっくりした」
コウキa.k.a仏 vs 〇HARDY
仏「ウォーミングアップ、延長もコウキが勝つ」
H「キャラがあるやつが勝つなら、俺はできることをやる」
さすがのHARDYでしたね。フロウもライムもばっちり。
コウキもアンサーがしっかりしていて旨かった。
判定も2:3と接戦の試合。
Luiz Alves vs 十六夜
十「単純明快、軽快、警戒、99世代、集中せんかい」
「いつも通り、俺十六夜月の明かり、かかる不治の病、顎ねらって蹴るぜ後ろ回し」
ルイス「後ろ回し?ラップでいかれた不治の病、俺が見せるぜ月の魂、次は登る富士の山に」
十「ボンバーヘッド、クイックルワイパー、恥かかせてやるよクリスタルカイザー」
めっちゃ早いビートに、二人ともうまく合わせた試合。
〇十六夜 vs Luiz Alves
ビート:蜂と蝶
十「誰がどこにいこうと、俺様が今日は最有力候補」
ルイス「最有力候補?今日のホテルナンバーは666よ」
十「味なら毒素?岸和田レペゼン裏庭独奏最前線」
どっちが勝ってもおかしくなかった試合。
ルイスは相変わらずうまいけど、十六夜の韻がきれいにきまっていて勝負あり。
〇$ph1N vs LITO
ビート:JP THE WAVY
L「フェイクラッパーにフェイクリスナー、フェイクメディア」
$「あ?一攫千金?今日は優勝賞金ゼロ円」
L「クラブ知らないヒップホッパーとかチーズ乗っていないピザと一緒やん?」
ビートがビートだけに、観客もヒートアップした試合。
風立 vs 〇はまぞう
風「選手権にただの落語家が紛れているぜ」
は「お前は韻しか踏めない、俺は手順を踏む、お前は地団駄を踏む」
「虚像を実像にする我が名ははまぞう」
さすがのワードセンスといしかいいようがありませんね。
虚像→実像→はまぞうの流れは、かっこよすぎる。
FXAR vs 〇G-HOPE
G「つうかお前誰?まじでお前誰?」
「俺もカリスマルーキー、だって本名、羽生田ユウキー」
F「韻だ、韻韻韻韻だけか?何分後かにはわかる審査結果」
G-HOPEのAwitchのサンプリングは会場はわからなかった様子。
しかし、要所要所の押韻が決まって勝負あり。
第二回戦
T-Swagg vs 〇阿修羅
T「3年かけてたったステージ、神奈川県民の新たな戦士」
「浅はかな遺伝子?俺は矢沢永吉、お前雑魚キャラの松山ケンイチ」
阿「ただバーバーバーバーこうやって人の名前使って韻をふむ。どこがヒップホップだ?腹から声出してやれ」
完璧に韻を踏んだT-Swaggに対しての阿修羅のアンサーが完璧でした。
U-mallow vs 〇HARDY
U「背負ってく達磨、ドンテスタマスター」
H「ドンテスタマスターならまずは低空飛行、俺は大阪をレプリゼント」
U「俺はブリブリ600うぇいよー」
H「人の不幸をネタに客をあげる?ふざけんじゃねぇ、マザファッカー」
2:3で僅差の試合。
HARDYほんとにうまいし、軸を曲げずに戦っているのがかっこいい。
$ph1N vs 〇十六夜
$「典型的なバトルMCが嫌いだ」
十「プラズマクラスター、お前うだうだ抜かすな」
十「絵を描くフィンセントファンゴッホ、なんかあるなら死んでからどうぞ」
十六夜がノリノリで止められないです。
ベスト4
決勝
HARDY vs G-HOPE
H「なりたい王子?俺はヒップホップのキングになりてえ」
「マイファミリー、マイブロの分もやらなきゃな、TOKYOでブンシャカラカ」
「三度目の正直?俺が関東でもおおきに」
G「一本道、今日は俺がなるぜ日本一」
「分からせに来てるだけの話全国地域、もう封鎖できないレインボーブリッジ」
〇G-HOPE vs GARDY
G「何本でも蹴るぞ、嫌われ者がつけるチャンピョンベルト、貧富の差埋めてキングの座」
「俺は貧乏元々母子家庭、靴下穴あき、聴いていたアナーキー」
H「橋を架ける、ラップするのは明日のため」
G「明日のため?そんなラップじゃかせげねぇはした金」
H「黒さってのはこういうのじゃねぇ、光ってなんぼのヒップホップだろ」
正直、延長なしでHARDYで良かったですが。
それでも、どちらもスキルは高く面白い試合でした。
出場者音源
第13回高校生ラップ選手権に出ているMCの中で音源を出しています。
iTunesで売られている音源を中心に紹介します。
G-HOPE
音源をメインにしていくと言っていたはず。
Red Eye
前回大会爪痕を残しただけに残念な結果でしたが音源はさすが!
レゲエフロウとガラガラ声の組み合わせはずるいですよね。
まとめ
優勝は念願のG-HOPE。
ラストの大会で優勝という結果を残しました。
Red Eyeが一回戦で敗れたのが惜しい大会でした。
とはいえ、HARDYがしっかり実力を証明し、G-HOPEがそれを上回るスキルだったということですね。
前回大会第12回高校生ラップ選手権の記事はこちら↓
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