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第12回高校生RAP選手権、各試合バースとビート紹介!Core-Boyが優勝をつかみ取る

今回は、2017年8月16・17日に幕張メッセで開催された"第12回高校生RAP選手権"についての記事になります。

前回大会、大番狂わせを起こしたMOGURAや実力を見せたCore-Boyなどが出場した大会です。

次の大会である第13回高校生RAP選手権の記事はこちらから↓
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この記事では、各試合のベストバースとビートを紹介していきます。

聴き間違いがあるかもしれないので、間違いはコメントにてお願いします!


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第一回戦

MOGURA vs 〇よんろく

ビート:GET LIGHT(KANDY TOWN)

もぐら「相手よんろく?はちみつ好きで太ってるこいつはプーさんか?おいおい、プーさんピグレット連れて、ディズニーランドに帰っていいよ」

よんろく「まずステージの上から落とし込んだバンジージャンプ、ちゃんと乗りこなすこのビートキャンディタウン」

もぐら「俺はこの、高校生韻踏みコンテストを終わらせに来た」「俺が乃木坂は齋藤飛鳥、大好き打ち込むパイルドライバー」

よんろく「なに言ってるパイルドライバー?お前には足りないライムとアンサー」

前回大会爪痕を残したMOGURAでしたが、言っていることが矛盾していて残念。
もっとギャグラップに走ってほしかったなと。

KIKI vs 〇CESIA

ビート:はやい(Jinmenusagi×DubbyMaple)
CEISA「私はかけてる8小節に、I'm a成り上がり雑草MC」

KIKI「大事な本意とメッセージ、ぶちかます幕張メッセに」

久しぶりのフィメールラッパー同士の対決。
どっちもうまかったですが、CESIAは韻が上手く、KIKIはアンサーが上手かったです。

Luiz Alves vs G-HOPE

ビート:Theme Song(SUMMIT)

G-HOPE「確かに見えねぇ将来性、俺は高校生?わからない方向性、だけど方向性わからないなら盲導犬、でも連れてこい俺のラップ超かっけぇ」「お前がなんだっけルイスアウビス?寒すぎるlikeクリスマスイブ?」

ルイス「俺がそうだジングルベル、フリースタイルじゃなくてもシンプルで、こうやってレペゼンは新宿で、いつだって即興で韻踏むぜ」

〇G-HOPE vs Luis Alves

ビート:SUPATECH(ZEEBRA)

G-HOPE「俺の韻踏みは伝統芸、俺はたんこぶお前の目の上、俺のパンチライン引けよ蛍光ペン

ルイス「逆に俺の方が面倒くせ、関西いい加減俺様に点をくれ」

G-HOPE「結局ACEがいなけりゃ代用のジョーカー、おれ革命三つ葉のクローバ、ハートいただくトランプみたいに」

ルイス「こいつのほうがクソライマー、俺の方がすごくないか?」

正直延長前で、ルイスだと思いました。
G-HOPEのネタ感が強く、、ルイスの方がアンサーを返していたように感じます。
しかし、延長はG-HOPEがきれいに落とし、さらにトランプの話はラップのうまさが分かります。

NOMAN vs〇はまぞう

ビート:There is(Twinkle)

NOMAN「本音と本音、バトル弱いから本でも読んで」

はまぞう「俺、レンコンの穴がリボルバーに見えたぜ、散弾銃バババン」「小学生でも踏める韻でどや顔アピール?」

はまぞうのワードセンスがずば抜けていて、光った試合。

Red-Eye vs JB

ビート:REAL GOLD

JB「言葉巧みにのせることもできなけれFire、○〇、琉球What's UP?」

Red「腐っても俺は鯛でいたい、吸って吐いてリアルな言葉を吐いていたい」

JB「ビビってるからBPM、こいつカチコチ、逆に新人研修」

JB vs〇Red-Eye

JB「何がRed Eye?お前じゃ歩けないぜ8mile、天高くなラップをするだけだ、いぶし銀 like a健高倉

Red Eye「コカイン鼻から吸収」「中身ないこれがサングラス、吸って吐く3グラム」

Red-Eyeの高校生ラップ選手権初試合。
とにかく印象がすごい。レゲエフローと独特の声がたまらない。
JBもめっちゃうまい!延長はスタミナ切れですかね。

TERU vs いそじん

TERU「ラップをいそじんでいる、俺のライムでいっそ死んでみる?てか、このステージでいそじんっている?」

いそじん vs ○TERU

ビート:THIS IS MC BATTLE PT.2

TERU「ターンテーブル、いまだにスキルの厚化粧、こいつの返り血俺のファンデーション」「目指すは頂上この雲の果て、延長戦ザコ望むとこだぜ」

いそじん「俺とお前が拮抗してるから、ヒップホップしてるだろ、lieke is ヒップホップ」

前回大会活躍した、ミメイのマイメンということもあり、TERUは韻を踏むのが本当にうまい。

Spada vs ○だーひー

ビート:Turn Up feat,T-PABLOW,SKY-HI

だーひ「最近はやりのMCどのビートでも早く乗っちまう、俺は対話したいから言葉、真実を伝えます」「人のバースでしゃべんな、そういうラッパー俺結構嫌い」

だーひはおしゃべり系ラッパーなんですが、スキルもあり、アンサーも完璧。
どうしても芋臭さがあり、もう少し主人公があればなぁーと

HARDY vs Core-Boy

ビート:Cho Wavy De Gomenne

HARDY「まず言っとく、まかりのやつら今回は引っ張ってやっからしっかり見とけ」「Core-Boyより行く、果ての果ての上、ジブさん使っていっちょ金もうけ?」

Core「最近の選手権はキャラ立ち重視か?キャラが立ってるやつらこそ歯がたってねぇじゃん」「俺らが語り継ぐぜ先人の即席、歴史が終わる瞬間今日全員が目撃」

〇Core-Boy vs HARDY

ビート:挑め

Core「一度目も、二度目も、必ず最後まで行く」「このステージみんなを疑うぜ、お前俺の前じゃ無力即くたばるぜ」

HARDY「服が破れてる、俺に敗れる前にな」

HARDYは個人的にかなりすきなラッパー。
声やフロウが特徴的で、一本の芯が通ってるラッパー。

一方のCore-Boyはサンプリングを1バースに持ってきたり、韻を踏んだりと、今大会で一番スキルがあるなと。
主人公感もかなり強いですし。

二回戦

よんろく vs ○CESIA

ビート:WINNERS~Monstaers War~

CESIA「的外れ、雑魚確定、後なくねぇ、帰ってなめろ鳩サブレ」

よんろく「この場ビートで今勝つ挑戦、角を取っていく飛車角王手」

CESIA「やってくぜノーガード戦法、間違えんなよ本番と稽古」

うーん、、
でも、フィメールラッパー初の準決勝進出はシンプルにすごい!

○G-HOPE vs はまぞう

G-HOPE「滑り込みセーフ、こんなMCに夢見込みもねぇ」

はまぞう「韻ばっかそこに打ち込みます、眉間にリボルバー撃ち込みます」

G-HOPE「こいつのラップと掛けまして、登り専用のエスカレータと説く、その心はずばり、絶対くだらない」

はまぞうは本当に、唯一無二のラップ。
それに対して、G-HOPEも賢さを見せつつ、韻もがっちり踏んでいく。

TERU vs Red Eye

ビート:HEAT OVER HERE

TERU「ビックマウスのくせにスキルはラップ素人、ぶちこんでやる隔離病棟、お前と違ってしない悪いこと、花の慶事に勝る歌舞伎者」

Red「結局ライム韻だけ?それで最後は逃げっちゃっていいいわけ?あれれTERU君死んだ目?俺がヒップホップ界の進化系」

TERU「韻を踏むのはまずは大前提、わからんMC安らかに眠れえ」

Red「韻を踏むのが大前提?裏庭独奏最前線!」

Red Eye vs TERU

ビート:THIS IS MC BATTLE PT.3

Red「辿れよルーツ、常識やルール、変えに来てっから破ったルール」

TERU「そう居場所は音の上、じゃますんなよなちょっとそこどいて?まるでNAIKA MC、首狩ります、バルタン聖人」

Red「Say hello smoking everyday、これは自然と大地の恵みで、甘いようで辛い内容で、今日もたたき出す最高点」

TERU「お前がフロウがつまんない、俺のライムはナチュラル無農薬野菜」「お前が最高到達点、上からの太陽光発電

TERU vs Red Eye

ビート:罠 feat.OJ & ST

Red「周りのために歌ってんなら、さっさとマイク置いたほうがいいぜ、俺はオリジナルヒップホップ、いつも自分のために歌ってる」「なよなよしちゃったレディース?どうでもいいけど打っちゃうパンチはヘビー級」

TERU「同性愛者?山を登りきるゴールデンスランバー

Red「髪の毛と女すぐあきちゃうぜ」「なったぜ少年A、今はマイクを持って頂点へ」

大会史上初の延長2回!
まちがいなく過去ベストに入る試合。

特に延長戦は、激熱。CHEHONのサンプリングはしびれました。

だーひ vs 〇Core-Boy

ビート:Young Forever Offcial Video

だーひー「韻とかよりも真正面から戦ってくれ、2017は全部宮崎にまかしてくれ」「優勝候補のTERUが散った、じゃあCore-Boy、だーひーが破っていいな?」

Core「真正面から戦おうぜつって、こっち向いて宮崎に任してくれだってよ。笑わせんなポエットリーディング?発展させるカルチャーはどれもインディーズ」

だーひー「新しい若手の才能はつぶしたらいけねぇ、若い芽はつぶすためにあるんじゃねぇ、発展させろ、高校生ラップ選手権の方向は俺が変えるぜ」

TERU「お涙ちょうだいじゃないとか言ってるのにさ、こっち向いて自分のことばっかり言ってるのはおかしな状態じゃないの?」

Core-Boyはだーひーへのリスペクトを示しつつ、ディスもするという完璧な試合運び。

だーひーはこれからに期待

準決勝

CESIA vs ○G-HOPE

ビート:It Ain't Nothine Like Hip Hop

G-HOPE「お前が下からなら、俺はふたをするコンクリート、お前殺してミッションコンプリート」

CESIA「コンクリートのコンプリートってどういう意味っすか?」

G-HOPE「俺韻踏みすぎネタみたいだろう?でもこの才能を妬みたいんだろ?」

CESIAはスタミナ切れかなと。
G-HOPEがスキルを存分に発揮。
格下相手にはさすがの試合。

Core-Boy vs Red Eye

My life

Core「繰り返しの生活、赤目ひんむぎ白でWake up」「マジでつまんねぇ、スモーキハイ、まるでこのステージ上、無法地帯」

Red「何が違うんだ、タバコとマ〇ファナ、リスペクト送るぜ練間 Theファッカー」

Core「だっさーっていうラッパーの方が百倍だっさー」

Red「ルール要らねぇなにこのライン、よりも引いた極上の3本のライン、SNS、LINE開くよりラインを引け」

Red Eye vs Core-Boy

Make Some Noise feat.ZORN,NORIKIYO

Red「大阪ラストの俺がエンペラー、Twitterで語りまくり、こいつただのメンヘラ」

Core「出ましたすぐに経験の数、それを盾にする俺は仁慈を尽くし天命を待つ」「俺の成功モデルは常にホリエモン、お前雑魚だろうがクソがどいてろ」

この試合も大会でベストバウトに入ってくる激熱な試合。

勢いのあるRed EyeとスキルNo.1のCore-Boy。
とても面白い試合でした。

特に4stumpのサンプリングはしびれましたね。

決勝

G-HOPE vs Core-Boy

ビート:Fate

G「下駄箱に置き去りのハイヒール、必死で磨きあげたライミング」「こいつころす運命共同、一から積み上げる九蓮宝燈

C「俺が十連コンボ、麻雀なら決める九蓮宝燈

G「俺は青コーナーでも赤いザク、今日も一番俺がやばいはず」

C「俺は音の上青コーナーつまりこれは水の上、マーメイドラグーン、だけどこの客みんなからの賛成票多数、残念おれが今日なっちまうシャア専用ザク

G「賛成票多数?だけど水に溺れて顔面蒼白」

C「顔面蒼白?お前ころして勧善懲悪」

〇 Core-Boy vs G-HOPE

ビート:最ッ低のMC

C「ギドラ、ブッダ、雷、ペイジャー、こいつがG-HOPE、おれがCore-Boyじゃ!」「残念だけどこれは延長、長丁場、いつも通り俺はチャンプの赤コーナー」

G「俺にはない経験値?ガソリン代使わないめっちゃ低燃費」「今日俺がお前にリベンジする、日本一注目されない危険人物」

C「危険人物?つまり危険のエース、だけど顔面なぐる炎の火拳のエース」


かなりバチバチバチの試合!

勝者はCoe-Boy!!

毎大会、決勝はバチバチな試合になりますね。Core-Boyは前回大会の屈辱を晴らしました。

出場者音源紹介

第12回高校生ラップ選手権に出場したMCの音源を紹介します。

Red Eye

初出場でここまで爪痕を残したのは、言×THEANSWER以来じゃないでしょうか。

そんなRed Eyeの音源も激熱!!

少 年 A

少 年 A

  • Red Eye
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250


だーひー

個人的にかなりあつかったMCの一人。

GOMESS以来のポエットリラッパー。
音源もかなりいい感じです!!

11月4日

11月4日

  • 日高大地
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

TERU

最近もバトルで活躍している高ラ勢の一人。

高ラ勢の中でも、MV再生回数が多い印象。
youtu.be

HARDY

二大会連続で一回戦に優勝者と対戦するというクジ運ぶり。

スキルは申し分なく、前回大会からチェックしているMCの一人。

Normal Day

Normal Day

  • Hardy
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200

まとめ

前回大会の屈辱を晴らしたCore-Boy。

前回大会爪痕を残したMOGURAが一回戦敗退。

今大会爪痕を残したRed-Eye。

大会の歴史になるであろう、Red Eye vs TERU。