第14回高校生RAP選手権各試合のバースとビート紹介!大阪勢同士の決勝戦!
2018年8月31日にZeppNagoyaで行われた"第14回高校生RAP選手権"のレビュー記事です。
"神回"と話題になるほど、激熱な試合が多かった14回。
各試合のベストバース・ビートを一緒に紹介します。
名前の先頭に○が付いてるMCが勝ちです。
前回大会の第13回高校生ラップ選手権記事はこちら↓
www.aunblog.site
第1回戦
〇藤KooS vs 空音
藤KooS「道は見えたぜ、ワッサ、高ラ、待ちくたびれたぜ」
空音「イケてる街から街、俺の空は今日もオールグリーンだぜ」
紹介VTRでの唾奇好き発言からの、愛知県出身DJRYOW、唾奇のオールグリーンのラインを最後に入れてきました。
さすがの空音でしたが、藤KooSのバイブスが決まってます。
hMz(はまぞう) 対 〇MCリトル
ビート:ワルノリデキマッテル
hMz「MCリトル、チキンリトル、鳥肌立たせることできない。レッドブル飲んでも羽ばたけない。雑魚MCとはビーフしない」
hMz「俺の表現に返せない。内角高めに投げ、かけている」
MCリトル「お前が言葉を掛けている。魂をかけている、はまぞうスキルは欠けている」
MCリトル「はまぞうのスタイルに土俵入り、こいつ殺してここでお葬式」
一回戦ではベストバウトだと思います。
はまぞうの掛け言葉にMCリトルも掛け言葉でアンサーし、韻も踏んでいく。
MCリトルは韻を踏んでいくタイプで、アンサーもしっかり返せているので成長が期待できます。
Rabbit vs 〇十六夜
ビート:REAL GOLD
Rabbit「レペゼン仙台の一匹オオカミ、十六夜ここで一網打尽」
十六夜「おれは昇る上りガツオ、おい、1分たらずで殺してやるよ」
十六夜は前回大会からチェックしていて、今回もレゲエフロアと韻を踏んでいくスタイルがマッチしています。
対するRabbitもラップ歴2ヶ月とは思えないうまさで成長に期待です!
〇Red Eye vs Kai-Tone
Red Eye 「金じゃ買えない経験がおれにとって宝」
Kai-Tone「違うな価値観、さっさと帰れよ赤い目のバティマン」
Red Eye「売れない仲間、売れたマリ〇ァナ、やっとわかったぜ俺のやり方、ABCDDHC、HIJKLSD」
Kai-Tone「薬なんて超高級品、相当ジューシーな本物の空気すえよ」
さすがRed Eyeです。
Kai-Toneもうまかったんですけど、相手が悪かったです。
yuty vs 〇Ono-D
ビート:合法的トビカタノススメ
yuto「お前のお粗末なラップじゃ上がれねえよ」
Ono「おれがお粗末なら、お前はなんだっていうんだよ」
とにかくOno-Dが暴れまくってます。
2バース目は、ステージから降り走り回ります。
言葉だけでなく、見せ方もスタイルの一つです。
正直、yutoの声はめっちゃ好きです笑
2回戦
MCリトル vs 藤Koos
延長
藤KooS「憧れのステージ?クビ切りますっ、バルタン星人」
MCリトル「こいつが首かるバルタン星人?逆に首かるぜ暗殺手口、教えるぜハンバーグステーキ、頭でほほ笑む悪魔と天使」
〇藤KooS vs MCリトル
ビート:ドゥーザ我リヤシング
藤「もっと盛り上がりな、お待たせ登場ジャパニーズ忍者」
リトル「早口ラッパー、首刈ります真田幸村」
藤Koosが何倍速にも載せて早口ラップを披露しました。
MCリトルのラップはうまいので成長に期待です!
十六夜 vs 〇Red Eye
ビート:ヤングガンズ
十六夜「99年式から割り込み失礼」「ここから先はもちろん有料道路、どうも思ってたやろ優勝候補」
Red 「書いてきたネタ帳語るだけ、そんなパイセンのけつなら叩くだけ」
十六夜「ブンシャカラカビア、卍ライン、ぶっ飛んだ宇宙を感じたい、ほらスキルを見てみろ段違い、土手っ腹に打ち込むパンチライン」
Red「えーこいつここが変、え、おれの言葉で、ゆうならばこいつまだまだ、ここら辺、大事なのはここだぜ、早く来いよここまで...」
十六夜は卍LINEのブンシャカラカの歌詞をうまくサンプリングして土手っ腹に打ち込むパンチラインでしっかり落としました。
それに対するRed Eyeは3連フローで3.4文字で音に乗りながら踏んでいきました。
二人とも2バース目がうまいです。
LITO STILL FIGHT vs 〇Ono-D
ビート:WHORU?
Ono「ダサくても売れてりゃかっこよいんじゃないのーーー!!!」「何?名前、LITO STILL FIGHT?男なら一発で終わらせろ!」
LITO「中卒自称ラッパー落ちこぼれ、でも諦めねぇこの夢」
Ono「学校いく当たり前、親のために当たり前」
Ono-Dの2バース目、オレ!オレ!的な2文字のバースに対し、会場がオイ!オイ!オイ!とライブのような雰囲気に!
ベスト4
藤KooS vs Red Eye
延長
ビート:B-boyイズム
藤「ここベスト4、赤目でブンブンレッドゾーン!」
Red Eye「すいませんって言った今も赤目ですいっ!」
Red Eye「よそに出て自分の強さを知りたい、いくとこ行くまで弱さを知りたい」「ヒップポップが感じねぇ、俺とお前で反比例〜」
〇Red Eye vs 藤KooS
藤「それしかできない?何を言ってる?俺はあえてレゲエとは敵対」
Red「練マザファッカに憧れた、だから今日だって遊ばせな」
レゲエビートにRed Eye絶好調でした。
聞き心地が最高です。
決勝